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■╋■╋━ vol.4 ━━━━━━━━━━━━━━━━━2007/09/25 ━━━━


前ページ:ビタミンB
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秋分の日も過ぎ、彼岸花が咲く頃となりました。すっかり秋ですね。

みなさん御元気ですか?


お彼岸と言えば『おはぎ』ですよね。(食いしん坊の私・・・笑)

『おはぎ』と『ぼたもち』の違い、知っていますか?

これらは全く同じもので、名前が違うだけなんです。

お彼岸は春分と秋分を真ん中にした七日間のことなんですけど、春に咲くのが『牡丹(ぼたん)』→『ぼたもち』。
秋に咲くのが『萩(はぎ)』→『おはぎ』という訳なんです。

つぶあんとこしあんの違い、とか、形が微妙に違う、とか、あれこれ考えたんですけど、全然違いました。(笑)

日本人って季節感を大切にして、食べ物の名前にまで使っちゃうんですね。

さてと、そろそろ本題に入らなくちゃ。(笑)

先週は、疲労回復にはビタミンBが大切、という話をしました。

夏の疲れはもう解消しましたか?

まだ何となく調子が出ない、という人もいるかなぁ・・・

スポーツをする上で疲労回復というのは、とても重要ですよね。

トレーニングというのは身体を疲労させているようなもの。

それを繰り返しながら、筋肉を育て、運動能力を高めるのですから、疲労回復が早いこと=競技力のアップ、だと思いませんか?


内┃臓┃疲┃労┃       
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疲労には、

1 筋肉疲労 2 頭脳疲労 3 内臓疲労

この三つがあるそうです。ヘェヘェヘェって感じでした。(笑)

筋肉疲労というのは、スポーツ選手ならよく分かると思います。

そこで今週は、三番目の『内臓疲労』について考えてみましょう。

一般的には、暴飲暴食が原因の一つなのですが、スポーツ選手の場合は、運動によって起こる内臓疲労です。

運動している時、血液の80%以上が、筋肉と皮膚へ(熱を発散させるため)流れます。

安静時は25%ですから、三倍以上ですね。

その分、内臓、特に腎臓、肝臓、胃腸への血液は極端に少なくなります。
(運動時は5%前後、安静時は40%)

その結果、内臓疲労が起こります。


内┃臓┃の┃は┃た┃ら┃き┃      
━┛━┛━┛━┛━┛━┛━┛

内臓で何が行なわれているかというと・・・

激しいトレーニングで筋肉が破壊されると、細胞から老廃物や酵素、疲労物質(乳酸やケトン体など)が血中に流れ出します。

そして、肝臓・腎臓に運ばれ、分解されます。

ハードな運動によるダメージを修復するために、内臓は裏方として一生懸命働いているんですね。

ですから、内臓へ流れる血液が減ると、その機能が更に落ちてしまうんです。


激しい運動をする
→疲労物質が血液に流れ出す
→血液と共に肝臓などに運ばれる
→でも内臓に血液が行かない
→疲労物質が分解されない

・・・これはマズイ状態ですよねぇ。

症┃状┃が┃分┃か┃り┃に┃く┃い┃?┃       
━┛━┛━┛━┛━┛━┛━┛━┛━┛━┛…┿━…・━━━━━━━━━━━━━━━

このように、内臓にもかなりの負担がかかっているのに、その負担を痛みとして感じることはほとんどありません。

筋肉疲労は筋肉痛として感じるけれど、内臓疲労は自覚しにくいので、要注意なんです。

普段より、

・なんとなくだるい
・気力がない
・集中力がない

こんな時は内臓疲労かもしれません。

症状はビタミンB群欠乏と似ています。

山根さんの経験では、背中や後頭部からだるさを感じ全く力が入らない状態で、頑張りたいのに体がついてこないような感じ、なのだそうです。

心配な方は、血液検査時に肝機能(GOT)も調べてもらうと良いでしょう。

ア┃ミ┃ノ┃酸┃を┃と┃ろ┃う┃     
━┛━┛━┛━┛━┛━┛━┛━┛…┿━…・━━━━━━━━━━━━━━━━━…━

では、内臓の疲れを癒すにはどうしたらよいでしょう?

特に肝臓は全身に栄養を送り、全身の老廃物を処理するために、休むことなく働き続けています。

更に、運動によって沢山の疲労物質が送り込まれて来たら、それを分解するためにフル回転しなきゃなりません。

当然ケアーが必要ですよね。

もちろん休養することは大切です。

そして、同じくらい重要なのが栄養なんです。

肝臓の疲れを回復させるには、アミノ酸が必要です。

特に『アラニン』というアミノ酸は、肝臓で分解作業を担っている、『酵素』のエネルギー源になるものです。

シジミやホタテ、イカなどの海産物に多く含まれていますから、新鮮な魚貝類のお吸い物やスープなどがおススメです。

アサリ、シジミなど、魚貝類の出汁には良質のアミノ酸が、バランスよく溶け出しています。

汁物はもちろん、炊き込みご飯や煮物、寄せ鍋やちゃんこ鍋もGoodです。

残り汁にも栄養がたっぷり含まれていますから、最後にうどんやご飯を入れて、残さず食べちゃいましょう。

★☆山根さんから一言☆★────────────────────────────☆

実りの季節を迎えて宅配便も忙しそうですね。

皆さんのお宅にも秋の味覚が届く頃かと思います。

旬の食材を「美味しく」いただく。こんなにカラダに良い栄養補給はありません。

実は食べ物が「美味しい、旨い」ということは必要な栄養を、必要な形で、タイミング良く補給している状態を意味します。

そして、この旨味成分こそ、疲労回復、成長に必要なアミノ酸なのです。

この秋、回復力をアップするためにも舌を肥やして「旨味」を感じる能力を研ぎ澄ますよう心掛けてみて下さい。

山根武司

☆──────────────────────────────────────☆


旨味成分の正体はアミノ酸だったんですね!これまた、ヘェヘェヘェです。(笑)


身体を使えば、それだけ疲労します。

ちょっとした努力や工夫で早く疲労から回復できれば、また気持ち良く前向きにトレーニングできます。

身体のケアーや食事は毎日のこと。

そこに気を配るかどうかで、コンディションは大きく違ってきます。

同じトレーニングをしても、ここで差が出て来るのです。

練習後にバタンキューとなる前に・・・疲労回復の心掛け、どうか忘れずに!


最後までおつきあい頂いて、ありがとうございます。

皆さんの御意見、御感想はもちろん、「頑張ってるよ〜」というメッセージでもなんでもOK、(笑)

メール、お待ちしてま〜す♪アドレスはこちら info@cf-seria.com

それではまた来週まで、ごきげんよう!


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