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■╋┓   スポーツ栄養情報 セリア通信 
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■╋■╋━ vol.7 ━━━━━━━━━━━━━━━━━2007/10/16 ━━━━


 キンモクセイがあちこちで香りを漂わせています。

 ジョギングをしていても、ふわっとどこかしら香ってきて、心が軽くなります。

 朝の空気もひんやりして、Tシャツではちょっと肌寒くなってきました。

 
 皆さんは御元気ですか?


 数回にわたって『貧血』について採り上げています。


 これからの季節、身体が寒さに備える時期でもあります。

 食べ物も美味しくなってきて、ついつい・・・

 そうです、体脂肪を蓄えようとしているんですね、私達のカラダは。


 スポーツ選手にとって体重の増加は、あまり喜べるものではありませんよね。

 (お相撲さんは別ですけど。笑)

 女子選手は、常に体重計との闘いかもしれません。



 ダイエットの意味を御存知ですか?

   1 日常の食物  2 食餌療法・食事制限

 『 diet 』を英和辞書で調べてみると、このように出ています。

 日本では主に、体重を減らすこと、食べ物を減らすこと、と考えられていますね。



 シーエフでは、ダイエットとは〈正しく食べること〉だと考えています。

 必要な栄養を確保するために、食べ物を選ぶこと。

 そして、出来るだけ食べる量を減らさずに、運動で脂肪を落とすこと。

 ただ、やみくもに食べ物を減らすことは、筋肉や骨や血液など、

 アスリートとして無くてはならないものので、減らすことになりかねないからです。


 間違ったダイエットは、貧血を招いてしまうことが多いのです。

 そして、選手生命を短くしてしまう恐れすらあります。


 この辺で、沢山の選手達を見守って来た山根さんに、

 ダイエットと貧血について、話してもらいますね。


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 ダ┃イ┃エ┃ッ┃ト┃と┃貧┃血┃     
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 試合を目前に控え、ダイエットしている選手も多いようです。

 上手に体脂肪を落とすことが出来れば、心臓への負担が減り、

 持久力の向上につながります。

 ところが、失敗すると体力が低下するばかりか、貧血の危険も伴います。

 研ぎ澄まされた肉体のアスリートが、如何にダイエットをしたらよいか?

 貧血を防ぐという観点からアドバイスしたいと思います。



 欠┃食┃は┃致┃命┃傷┃  
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 ダイエットだからといって食事を抜いてはいけません。

 アスリートにとっては致命傷です。

 日常から朝食を抜いている人など、もってのほかです。

 食事を抜くとどうなるでしょう?

 外から入って来ないために、身体に蓄えた栄養を使って、

 日常活動や運動で消費するエネルギーを調達するようになります。

 運動エネルギーは体脂肪からまかないます。

 一方、思考や体の機能調整をしている脳の活動エネルギーは、

 筋肉や血液などの組織タンパク質を分解してブドウ糖を作り、それを利用することになります。

 つまり、次第に筋肉がやつれ、貧血を招くことになります。



 タ┃ン┃パ┃ク┃質┃は┃欠┃か┃せ┃な┃い┃        
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 アスリートの体はタンパク質の補給なしでは維持できません。

 高タンパクメニューを心掛けて下さい。肉類、魚貝類、豆製品などはもちろんです。

 肉類は脂身の少ない部位を選んだり、

 (牛ならスネ肉、豚ならモモ肉などの赤身、鶏ならササミや胸肉など)

 茹でたり、蒸したりなどの下処理をしっかりすると良いでしょう。

 お勧めは玄米食や雑穀米。胚芽にはエネルギーを燃やす際に必要なビタミンB群も豊富ですし、

 精白米よりもタンパク価がアップします。

 噛む回数も増えるので、同じ量のご飯より満腹感が増します。



 練┃習┃前┃後┃の┃お┃や┃つ┃     
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 エネルギー量を減らした場合、身体の機能が若干落ちる危険性もあります。

 それが怪我や故障につながっては元も子もありません。

 練習前後に上手に栄養補給することで集中力を高め、怪我や貧血の予防、疲労回復もはかれます。

 練習前にはバナナや小麦全粒粉クッキーとオレンジジュースがお勧めです。

 これはエネルギー源である炭水化物。エネルギーを燃やすビタミンB群、

 エネルギーを効率よくグリコーゲンに変えるクエン酸などが、バランスよい組み合わせだからです。

 適量であれば練習中にほとんど熱エネルギーとして消費されてしまいます。

 練習後は牛乳とバナナが良いでしょう。

 タンパク質と炭水化物のバランスに優れていて筋肉の回復、貧血予防効果が期待できます。

 プロテインなどのサプリメントを補給するアスリートも多く見られます。

 自分にあった捕食を見つけるのも大事なことです。



 効┃率┃よ┃く┃熱┃エ┃ネ┃ル┃ギ┃ー┃に┃        
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 ダイエットは、食事から摂る炭水化物や脂質などのエネルギー源を控えるということになります。

 ですから食べたものをより無駄なく、効率よく熱エネルギーに変える必要があります。

 高タンパク食は、トレーニングで鍛えた筋肉や骨や血液の状態を維持するばかりでなく、

 熱エネルギーを発生させやすくするので動きやすく、

 しかも脂肪が燃焼しやすい栄養状態を作ってくれます。

 瞬発力を必要とする競技だけでなく、実は持久系のアスリートにこそ大事な栄養だと言えるのです。


 小麦全粒粉ビスケットや玄米食を採り入れにくい環境にある人は、

 ビタミンB群のサプリメントで補うのも1つの方法です。

 セリアFeには1日に必要なビタミンB群の約2倍を配合されています。

 ビール酵母から精製したものですから安全性にも優れています。

 ■セリアFe■ http://www.cf-seria.com/fe2.html 


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 エネルギー源がいつもより少ない、ということは、

 身体も脳も、ちょっと働きにくくなるということにもなるんですね。

 お腹が空くと、頭がぼーっとしたりしますもんね。(笑)

 運動中に集中力がなくなったら、とても危険です。コケて怪我でもしたら大変です。

 だから、練習前の『おやつ』が必要なんですね。

 空腹状態でのトレーニングは危険な上に、カラダにも悪い、ということです。



 ★☆山根さんから一言☆★───────────────────────────────────☆
  
 
  ドーピングに冒されていたことを自ら告白した、シドニー五輪金メダリストのマリオン・ジョーンズ。

  悲痛な表情を浮かべた彼女の会見がテレビ放映されました。

  真偽のほどは国際オリンピック委員会の調査報告が待たれるところですが、

  一人の人生をこれほどまで狂わせてしまったことが残念でなりません。

  薬物は、例えどんな理由があろうとも手を染めてはならないものだと改めて思います。

  彼女の社会復帰は困難を極めることでしょう。手にした栄光も信用もすべてを失ってしまったのです。

  憎むべきはコーチや栄養補助食品会社なのかも知れませんが、非常に悲しく残念な事件です。

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 M.ジョーンズはバスケット出身の選手から、一躍陸上界のスターになりました。

 身体はデッカイのに、可愛らしい顔をしていて、好きだったのになぁ・・・

 選手自身も薬に関する知識を深めて、自己防衛しなくてはいけないかもしれません。
 

 
 ダイエットは頭を使って、正しくね!

 悩みを抱えている人は、ぜひとも相談して下さい。

 山根さんがあなたの状態に合わせて、アドバイスしてくれますヨ。



 今週も最後までおつきあい頂いて、ありがとうございます。

 来週まで、どうか御元気で♪