【 セリア通信 vol.66 】アスリートこそダイエティシャンに

2008年12月2日

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いよいよ12月です。

一年の締めくくりに大舞台を控えている方もいることでしょう。

そんなチャンスはなかなか巡って来るものではありません。

悔いが残らないよう、思い切りやって来て下さいね。


来年こそは、と意気込んでいる人は、特に今週の山根さんのアドバイスを心に刻んで欲しいと思います。

トレーニングや試合に臨む前に、アスリートとして叩き込んでおきたい基本中の基本です。

でも、それをおろそかにしている人も多いらしいのです。


どうですか?読みたくなってきたでしょう?(笑)では、どうぞ!



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│"ー"│ アスリートこそダイエティシャンに
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◇陸上の面白さ◇◆◇……・━━━…・┿

持久力の発達が著しい中学生の頃は、走れば走るだけ速くなります。

始めは辛くても、続けていくとどんどんタイムが短縮します。

今、高校や大学で陸上を続けている皆さんもそうだったはず。

頑張った結果がタイムに表れてくると、自分の成長を自分で確かめられるのですから、こんな面白いことはありません。ましてや試合に勝てるようになったら楽しくて仕方ありません。

やみつきになって、いずれは箱根駅伝やオリンピックに・・・と夢見るようになります。

絶好調の時、人間は恐れを知りません。それどころか勇気に溢れています。

どこまでも強くなれる。その思いに引っ張られ、更に上を目指すのです。

◇気持ちが萎えるとき◇◆◇……・━━━…・┿

ところが高校へ進学すると、なかなか活躍できなくなります。

陸上が得意な人や自信のある人だけが競い合うようになるからです。

強豪チームなら尚更、現実は厳しいでしょう。チームメートに勝てない事だってあります。

モヤモヤしているうちに気が付いたら強力な後輩が入学してきます。

ここで一念発起して頑張れれば良いのですが、波に揉まれて気持ちがすっかり萎えてしまっている選手を、最近多く見かけます。無力感しかない選手には励ましの言葉もなかなか届きません。

◇自信を育む生活◇◆◇……・━━━…・┿

そんな選手を見ると私まで悲しい気分になり、残念でなりません。

早くきっかけを掴んで元気になって欲しい。挫折と言うにはまだまだ早過ぎるからです。

時には叱咤激励も必要かも知れませんが、このような状況の選手には自ら立ち上がる勇気が必要です。

それには何より自信を持つことです。では、何から自信をつけたらよいのでしょうか。

私の答え、それは日常生活です。落ち込みやすい選手は知らず知らず生活もだらしなくなっていきます。

食事も我慢しているうちは続きません。リバウンドの方が大きいことに気づかず、取り返しがつかない状況に陥るケースが多いのです。

女性は太古の昔から家族の為に欠かさず食事の支度をしてきました。それが自信の源だったのです。

食生活を管理することが家族を育てる事であり、自分自身も強く成長したのです。

一般に男性より女性の方が我慢強いと言われる理由の一つには、そうした背景があります。

強く生きるには先ず、生活改善が必要です。

より高い所を目指している人も、上手くいかずに悩んでいる人も、思い当たるところがありませんか?

◇アスリートこそ有能なダイエティシャン◇◆◇……・━━━…・┿

目的を達成するために自分の生活や食事をきちんと管理すること(真のダイエット)と単なる食事制限(偽りのダイエット)とは全く違います。

強い選手と弱い選手の差はここにある、とはっきり言えます。

トップチームのスタッフから寄せられるのは、正しい考え方を如何に選手に理解してもらえるか、という課題がほとんどです。指導者は本人以上に選手の才能を見出し、期待を寄せているのです。

ところが多くの選手が日常生活でつまずいてしまうのが現実です。

自分がアスリートとして輝く存在になるために最も相応しい生活や食事を思い描き、実践することが出来たら、眠っている才能を開花させることが可能なのです。

自信と輝きを取り戻すために、勝負強さや粘り強さを身に付けるために、皆さんにこそ有能なダイエティシャン(栄養士)になって欲しいと思います。

◇私がガイドします◇◆◇……・━━━…・┿

一人でも多くの選手に夢を叶えてもらいたいと願っています。

その為に、食生活をどう改善したらよいのか、チーム事情や皆さんの置かれている状況を考慮しながら、相談や質問にお答えするのが私の仕事です。

食事を節制する必要がある場合には、ケガや貧血を予防する必要があります。

そんな時に力強い味方になってくれるのがセリアシリーズです。

アドバイスと共に自信を持ってお勧めしています。

お困りの時は、どんな状況でも遠慮なく御相談下さい。


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まずは健康なカラダであること、その為には日常生活が大切であること・・・

当たり前の事のようですが、試合や記録などが目の前に迫っていると、どうしてもトレーニングの事ばかりに気が向いてしまいますよね。

調子の良い時は、カラダも正常なのだと思います。

調子が悪い時は、きっとカラダに異変が起きているのでしょう。

まずは日常生活を見直すことが、一番の近道かもしれません。



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┗■┓山さんのアスリート御膳【マグロ(赤身)】┏■┛
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マグロ(赤身) スズキ目サバ科マグロ属

マグロの中でも最も安価な赤身はアスリートのカラダ作りにはピッタリの食材です。

刺身でいただくも良し、角煮にするも良し。牛ヒレや鶏ササミよりもタンパク質が多く約28%も含まれているんですヨ。しかも低脂肪。カロリーはソーセージの半分にも満たないから、試合期にも安心して食べられますね。貧血予防のヘム鉄も豊富なので、パワー系ばかりでなく持久系種目の選手にもお勧めです。幸い、南房総のこの辺りではメジマグロ(本マグロの幼魚)が水揚げされ、店頭に並びます。脂が殆ど無く、さっぱりとしたその旨味を知ると、冷凍物など食べられなくなってしまいます。


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マグロのお刺身、美味しいですよね。日本人でヨカッタ〜って思いますもん。

お肉好きの皆さんも、たまには新鮮なマグロを食べましょう。

ヘルシーで栄養価も高い素晴らしい食材です。

なんだか、食べたくなってきちゃった・・・今夜はお刺身にしようっと。(笑)


それでは、また来週。

風邪なんかひいちゃダメですヨ。うがいと手洗いは忘れずに・・・


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