【 セリア通信 vol.107 】牡蠣(かき)にレモンは何故うまい?

2009年9月15日

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 皆さん、こんにちは。過ごしやすい季節になってきましたね。

 一年で一番、色んなものがキレイに見える時期かもしれないな〜、

 なんて思いながら、毎朝のろのろとジョグしている私です。

 時には、のんびり毛繕いをしている野良猫に話し掛けたりしているので、

 時間がかかって仕方ありません・・・(笑)


 さて、自然が美しいだけでなく、食べ物も美味しい季節です。

 旬のものが沢山あって、目移りしてしまいます。

 そこで今日は、味覚と栄養の関係について、です。人間ってスゴイな、と思える話なんです。

 読みたくなって来ましたか? では、どうぞどうぞっ!


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 │"ー"│ 牡蠣(かき)にレモンは何故うまい?
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 先日、スーパーに牡蠣の炊き込みご飯が並んでいました。

 マガキの旬は12〜2月ですから、少々気が早いのですが、今週はそんな牡蠣の話です。


 ◇牡蠣はお好き?◇◆◇……・━━━…・┿

 中高生の皆さん、牡蠣は好きですか? 実は私、子供の頃は大の苦手。

 生臭い上に、見た目と食感がダメで、ほとんど口にしませんでした。なのに、母は大好物。

 山のように盛られたカキフライを、大人たちが美味しそうに食べるのを横目で見ながら、

 不可解でなりませんでした。それが不思議な事に、今では大好物になりました。

 なぜ好きになったのでしょうか。


 ◇海のミルク◇◆◇……・━━━…・┿

 カキは「海のミルク」と呼ばれるほど栄養豊富な食材です。良質のタンパク質やアミノ酸、ビタミン、

 ミネラルがたっぷり詰まっています。子供が好きになっても良さそうなものです。

 ところが、その豊富な栄養が仇(あだ)だったのです。「まだまだ子供の食べる物じゃありませんよ」と
 
 言わんばかりに、幼いカラダでは受け止められない状態、と言えます。

 特に生食においては、味も香りも子供を寄せ付けないようになっているのです。


 ◇ミネラルは安全に◇◆◇……・━━━…・┿

 先号でも書きましたが、カラダ作りに欠かせないミネラルは、タンパク質やビタミンCの力を借りて

 ようやく吸収されます。効き目の大きい栄養素だからこそ、消化の過程で手間隙をかけ、安全にキレート処理

 されるようになっているのです。また、貝類の生食には食中毒の危険が伴います。

 大人になって、抵抗体力や解毒力、毒気の判断力が身に付いた時、はじめて牡蠣を「美味しい」と感じます。

 牡蠣の旨味が分かるようになったら、カラダも大人になったと言えるでしょう。


 ◇好きになるタイミング◇◆◇……・━━━…・┿

 食材を好きになるには、成長とタイミングが重要です。これは保護者の皆さんに是非、覚えておいて欲しい

 ことです。嫌いなピーマンや人参を強要するのは良くありません。カラダが欲するようになったら、

 いつの間にか食べるようになります。成長期に最も大事なのは、好き嫌いをなくすことより、規則正しい

 食生活習慣を身につけ、食の安全安心を確保することです。


 ◇スープに栄養たっぷり◇◆◇……・━━━…・┿

 貝類にはミネラルの他、良質のアミノ酸やペプチド、タンパク質がぎっしり詰まっています。

 夏バテやオーバートレーニングで疲労困憊の時には、助けになる食材です。

 ただし、疲れたカラダは抵抗力が落ちています。味覚も鈍くなり、判断力が低下します。

 生食は避け、十分に加熱調理すれば、お子さんも安心して食べられますね。疲労回復に役立つ栄養は、

 そのほとんどが旨味成分としてスープに溶け出しています。疲れて食欲がない時には、スープだけでも

 十分チカラになります。出汁の効いたお澄ましや味噌汁、鍋の残り汁などが「美味しい」と感じれば、

 心身ともに安心して落ち着きます。良質の栄養はカラダに優しく染み込んでいくのです。


 ◇鍋料理のススメ◇◆◇……・━━━…・┿

 八百屋さんには、秋の味覚が山のように積み上げられています。威勢の良いかけ声を聞いているだけで

 ワクワクします。この季節、魚貝類をメインに、キノコや野菜も楽しめる寄せ鍋などはいかがでしょう。

 残り汁でおじやを作れば完璧です。魚貝類の出汁の中で注目すべきは、タウリンやセリアロブの主成分

 グルタチオンです。これらは肝臓の疲労回復を助けてくれる栄養素です。育ち盛りの中高生選手が

 好むメニューとして、パエリヤやスパニッシュオムレツ、キッシュ、グラタンなどもおすすめです。


 ◇レモンの秘密◇◆◇……・━━━…・┿

 夏が旬の岩牡蠣(いわがき)はもちろん、これからが旬の真牡蠣(まがき)のぷりぷりした身にレモンを搾ると、

 磯の香りと旨味が口の中に広がりますね。カキフライもレモンで風味が増します。これには理由があります。

 柑橘類に含まれるクエン酸やビタミンCが、カキのミネラルを取り込み易い状態にしてくれるからです。

 お互いの旨味を引き出す関係が成り立っているのです。そして、カラダに吸収され易い状態=美味しい状態、

 一番美味しい状態が栄養的にも良いことを、人はカラダで覚えているのです。

 味覚の秋、美味しく楽しく食べて、大事な舞台に備えましょう。


 ◆セリアシリーズ◆
 ◇サプライズ http://www.cf-seria.com/sp2.html 血液をサラサラにして図る体質改善
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  ◇Lobb        http://www.cf-seria.com/lobb2.html 疲労回復の為には内臓の疲れを癒す栄養素

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 恥ずかしながら、私が初めて牡蠣を食べたのは大学生の時です。

 我が家の食卓に上がった、という記憶は全くないんです。(憶えてないだけかなぁ)

 やっぱり子供の頃は、アサリをはじめ、貝類はみんな嫌いでした。

 でも、今は好きですから、カラダも欲しているのかもしれませんね。


 牡蠣は「英語でRのつく月が美味しい」と言われていますよね。

 September、October・・・と、これからは牡蠣を味わうには良い季節です。

 レモンをキュッとしぼって、いただいちゃいましょう。


 ★山根氏のつぶやき☆★──────────────────────────────────☆

  大阪に住む妹が通勤ウォーキングを続けて6キロの減量に成功したという。

  少々ミーハーなところがある彼女。ブームに乗ってジョギングしてみようかな、と相談したら

  「まずは歩け!」と兄の私に命令されたそうだ。言った憶えが全くないのはどういう訳か。

  中学時代には軟式テニスで国際大会出場の経験があり、借り出された陸上800メートルでも

  上位だった妹。ランニングまで追い越されたらどうしよう、と不安がよぎった。

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 へぇ〜、妹さんもアスリートだったんですね。それも優秀な!

 だから「歩け」と忠告したのかぁ。走られたら抜かれちゃうかもしれないし・・・。

 やっぱり、追い越されるのは時間の問題のようですね。(笑)

 冗談はさておき、お兄さんのアドバイスをきっちり守って継続された妹さん、天晴(あっぱれ)です。


 これからの季節、美味しいものを目一杯味わいたいから、私もせっせと走ることにします。

 動機は何でもイイんです。人参ぶら下げてでも、走れるならばそれで良し、です。


 シリアスランナーのあなたも、頑張れる動機を作ってみて下さいね。

 「美味しい=カラダに良い」と同じように、「楽しい=力がつく」という図式を成立させちゃいましょう!


 それではまた、来週までお元気で。

 インフルエンザなどの予防も継続して下さいね。


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