【セリア通信vol.327】スポーツ選手と健康【疲労と風邪 #1】

2013年12月17日

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皆さん、こんにちは。お元気ですか?
寒くなって来ましたね。
紅葉も進んでいます。
黄金色に輝いていた銀杏は、
もう落葉のじゅうたんを作っています。
 
12月になりました。師走(しわす)です。
師=先生だと思っていたら、法師(お坊さん)の事なんですね。
確かに、盆暮れ正月は忙しそうです。

皆さんの師走はいかがですか?
この1年をしっかり締めくくって、来年への準備をしなくちゃ、
と思いつつ、少々焦り気味のワタクシです。


◆◇本日のメニュー◇◆

1 スポーツ選手と健康【疲労と風邪 #1】
2 季節のピンポイントあどばいす【れんこん】
3 山サンのつぶやき

試合が続く時や、合宿明けに、風邪を引いてしまう人。
せっかく頑張ったのに、悔しいよね。
どうして風邪引いちゃったんだろう?

スポーツ選手と健康【疲労と風邪 #1】

◆大一番を前に◆

今、千葉では、箱根駅伝や全日本実業団に向けた合宿が
盛んに行われています。
大一番まで残すところ一ヶ月余り。
選手の身体はまるで彫刻のようです。
脂肪が削ぎ落とされ、研ぎすまされています。

◆風邪やノロウイルス◆

ところが、残念なことに
全員が順調に試合を迎えられるとは限りません。
風邪を引いたり、ノロウイルスにやられたり・・・
「どうしたら良いでしょう?」という相談が、
試合直前になって増えるのですが、
かかってしまってからでは、どうにもなりません。
これからっていう時に、本当に悔やみきれませんね。

◆感染から身体を守る◆

ウイルスや細菌の感染から身体を守っているのは
皮膚や粘膜などの体組織、そして免疫系です。
寝不足や過労、栄養不足などが重なると
口内炎が出来たりしますね。
疲労が蓄積すると皮膚も荒れてきます。
これらは一つのサインだと思って下さい。
こうした症状が出たら、
喉や鼻、胃腸などの粘膜もただれて、
病気に感染しやすい状態になっているのです。

◆免疫機能の低下◆

激しい運動を続けると、免疫機能が低下します。
例えば、マラソンを走った直後の免疫物質を調べると
元のレベルに戻るのに、5日間もかかりました。
1週間の合宿練習だと、回復にも1週間かかるのです。
免疫機能が回復するまでは、
普段より細菌やウイルスに感染しやすい状態が続きます。
ですから、その間の過ごし方が、とても大事なんです。
次週は、感染予防のコツを伝授します。

◆セリアはこちら◆ http://www.cf-seria.com

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::: 季節のピンポイントあどばいす :::

【れんこん】

晩秋から冬、そう、今がまさに旬。
夏に暑くて晴天が多かった年は、特に美味しいんだって。
だったら今年は期待大だね〜。
きんぴらや煮物もイイけど、
山さんは酢の物や天ぷらが好きだなぁ。
シャキッとした歯ごたえがたまらない。
栄養面でもビタミンCが豊富なんだ。
ちょっとネバネバしてる、あれがムチンといって、
粘膜を保護する成分なんだって。
まさに風邪の予防に効く冬野菜の代表選手。
この冬の一押しだヨ。
 
::: 山サンのつぶやき :::

今度生まれて来たら・・・
学生ラグビーのエール交換やってみたいなぁ。
ノーサイドの笛が鳴り、両校が整列。
キャプテンが合図する。
スリーチーアズ フォー ○○ユニバーシティー。
ヒップ、フレー! ヒップ、フレー! ヒップ、フレー!
カッコイイんだよなぁ、あれ。
 
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先日の日曜日、ラグビーの早明戦が国立競技場で行われました。
東京五輪に向けて来年から改修工事に入るので、
今の競技場では最後となります。
記念のセレモニーとして、試合後にユーミンが登場し、
『ノーサイド』を熱唱したそうです。
満員の観客4万6千人の中には、様々な想いを抱いて、
試合を観ていた人達が沢山いたことでしょう。
2019年のラグビーW杯も大いに盛り上がるといいですね。

では、来週まで、どうかお元気で・・・
風邪予防には栄養も大切ですよ。



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