【セリア通信vol.568】夏の事故予防

2018年7月17日

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皆さん、お元気ですか。

各地で夏の高校野球地方予選が行なわれています。
友人知人の高校はどうなったかを調べるのも
私の楽しみの一つとなっています。
さて、あなたの高校は・・・!?

◆◇本日のメニュー◇◆

1 夏の事故予防
2 ココに注目!【緊急時に備えよう#4】
3 山サンのつぶやき

各地で猛暑が記録され、
熱中症などの事故が増えています。
どうすれば未然に防げるでしょうか。
一緒に考えましょう。

夏の事故予防

◆水分補給の浸透◆

水分や塩分補給に関しては一往に浸透しています。
今では体育教官室はもちろん、
部室にまで製氷機が設置され、
ウォータータンクやボトルの水が
冷たく管理されています。
飲みたい時に飲める状況があるのは
とても素晴らしいことです。

◆喉が渇く前に◆

喉の渇きは危険信号です。
渇く前に水分補給しましょう。
気温や運動量によっても異なりますが、
10〜20分毎にコップ1杯ほどが目安です。
発汗量の多い時はミネラル補給もお忘れなく。
粗塩をひとつまみ舐めれば、塩分もミネラル補給も十分です。

◆体調確認◆

練習前に必ず体調チェックを行ないましょう。

1、寝不足はないか。
2、朝食は食べたか。
3、欠食はないか。
4、下痢はないか。
5、その他の体調不良はないか。

キャプテンやリーダーは練習前に必ず部員の健康状態を確認して下さい。
毎日、毎回やっていると少しの異変にも気付きやすくなります。
調子が悪くても言えずに黙っている選手に
事故やトラブルが発生するからです。

また、練習の合間にも確認しましょう。
水分補給などのブレークを定期的に設け、
お互いに確認し合うのがベストです。

◆生活の乱れ◆

生活の乱れが自律神経の働きを鈍らせます。
その状態で運動するのは、もっとも危険です。
カラダにこもった熱を処理出来なくなり、
熱中症になる危険度が増すからです。
試験明けの練習は特に危険です。
お互いの様子を常に観察しながら、
事故防止に努めましょう。

◆下痢に注意◆

脱水の原因は発汗だけではありません。
次の状態での運動は避けましょう。

1、下痢、嘔吐
2、発熱
3、高カフェイン飲料の飲み過ぎ
4、アルコールの飲み過ぎ

コーラやエナジードリンクに含まれる
多量のカフェインには利尿作用があります。
ただでさえ発汗量の多い夏の運動時には脱水を引き起こします。
疲れているからと安易に口にするのは止めましょう。
ドリンク剤も同じです。
(山根)

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::: ココに注目! :::

【緊急時に備えよう#4】

今週も引き続き実践編です!

〜 人が倒れていたら、どうするか? その3 〜

1、周囲・全身の観察
2、意識の確認
3、協力者を求める
4、呼吸の確認
5、胸骨圧迫
6、気道の確保、人工呼吸

7、AEDの使用
 AEDが届いたら電源を入れてアナウンスに従います。
 その間、別の方に5と6を引き継いでもらいましょう。
 作業を中断させないことが大事なポイントです。
 5、6、7は救急隊員の到着まで続けます。

8、救急隊員の到着
 救急隊員が到着したら状況報告を行い、
 傷病者を引き渡します。

以上、人が倒れていたらどうするかを紹介しました。
これで大丈夫と思う人はいませんね・・・。
ぜひ、皆さんも日本赤十字社が主催する
救急法基礎講習を受講しましょう。
備えあれば憂いなしです。
(山内)

::: 山サンのつぶやき :::

大相撲で混乱が続いている。
稀勢の里の連続休場、横綱不在、大関の不振・・・。
ここ数年、次々に問題が露呈している。
ファンの一人として何だか気が気でない。
抜本的な改革を望む。

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演奏会にお越し下さいましたスポーツ関係者の皆様、
またお手伝い頂きました皆様、
心より御礼申し上げます。
本当に有り難うございました。
皆様方の後押しは本当に大きな力となりました。
次は演奏旅行です。
また、ご報告します。

では、また来週。


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