2019年11月5日
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皆さん、お元気ですか。
今年最後の３連休でしたね。
全国各地で駅伝大会都道府県予選が開催されました。
皆さんのチームは如何だったでしょうか・・・。
走った選手はもちろんですが、携わったすべての人たちの思いのこもった襷はさぞかし重かったことでしょう。
皆さんが味わった喜びも悔しさもきっと後輩たちに受け継がれたことでしょう。
この続きは、来年です。
◆◇本日のメニュー◇◆
１ レース直前の栄養補給１
２ ココに注目！【意図を理解する】
３ 山さんのつぶやき
皆さんがレース前にどのような栄養を補給しているのか。
セリアスタッフは興味深く観察しているんです。
やるべきこと、やってはいけないことを一緒に考えてみましょう。
レース直前の栄養補給１
◆レース直前の水分補給◆
冬でも晴れると一気に気温が上昇することがありますね。監督からは盛んに「水分補給」の指示が出されます。
そんな時、あなたは何を飲んでいますか？
私たちの調査では中高生の殆どが迷わずに
「スポーツドリンク」を口にしていることが分かりました。
◆アイソトニック飲料◆
レース直前の水分補給には注意が必要です。ヒトの体液と同じ浸透圧に調整されたスポーツドリンクをアイソトニック飲料と呼びます。
4〜5％の糖質を含むため、胃にとどまって消化が始まります。
その分だけ、水分吸収に時間を要します。
ですからレース直前の水分補給には不向きです。
◆ハイポトニック飲料◆
ヒトの体液より薄めに調整されたスポーツドリンクをハイポトニック飲料と呼びます。糖質はせいぜい2％前後で、速やかに胃を通過し、小腸に送り込まれます。
水分吸収も断然早く、レース直前の水分補給に適しています。
◆水でも十分◆
直前の水分補給には緊張を癒し、レース中の脱水や熱中症を防ぐ働きがあります。ですから素早い吸収を優先すべきだと、私たちは考えます。
カラダの異変に神経質なタイプの選手や胃腸の弱い選手は水を補給しましょう。
ミネラル補給が気になる場合は粗塩をひと摘み舐めれば十分です。
◆選んで飲もう◆
水分補給１つとっても、状況に応じて調整が必要です。ひとくちにスポーツドリンクと言っても内容成分によってアイソトニック飲料とハイポトニック飲料があるのです。
最近は過緊張からレース直前やゴール直後に嘔吐する選手も増えています。
ただでさえ緊張時には胃腸の働きは弱くなりますし、レース中にお腹に違和感が生じたら走りに集中しにくいですね。
自分のタイプや置かれた状況に応じて飲み物を選ぶようにしましょう。
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::: ココに注目！ :::
【意図を理解する】レース前に流しを入れたり、カラダをパチパチ叩いたり。
皆んなもやっていることでしょう。
僕も現役時代にはやっていました！
周りの人がやっているからというのが理由でしたが・・・。
皆さんには、その意図を理解して欲しいのです。
流しは呼吸器のウォーミングアップ。
肺や気管、横隔膜を刺激するためレース中の呼吸が楽になります。
その効果は10分も持続します！
十分な刺激を入れるためにもある程度のスピードが必要です。
しっかりやりましょう。
カラダをパチパチ叩くのは戦闘ホルモン「アドレナリン」を分泌させるためです。
普段以上のチカラを発揮するカギとなります。
何気なくしていることかも知れませんが、すべての行為には理由があります。
それを理解して行えば効果が上がるかも知れません。
(山内）
::: 山さんのつぶやき :::
先月の豪雨被害の影響で幹線道路の通行止めが続いている。迂回路となった農道では大型車が土煙を上げながら慌ただしく行き交っている。
茂原市中心部の家々には家財道具が山積のままだ。
早い復旧を心から願っている。
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素晴らしいラグビーW杯日本大会でした。
いつか皆んなでこの感動を語り合いたいと思っています。
では、また来週。
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