山梨園芸高校　目指せインターハイ
-ひた向きに走る-

山梨県東八代郡石和町。そこでひた向きに走っている選手たちがいます。鈴木久雄先生（東京農大出身、38才）率いる山梨園芸高校の皆さんです。部員は22名、おとなしいといった第一印象でしたが、練習が始まると、そこは武田信玄の里、内に秘める闘志が目覚めます。
エース卯月達也君を先頭にきっちりメニューをこなしていました。先生は栄養についても研究熱心で、昼食は全員同じ教室に集まって食事をし、食の細い生徒のために粉ミルクを用意するなど、色々な工夫をされています。また、セリアも自由にとれるように準備して下さっています。
昨年は悲願の全国高校駅伝20年ぶり出場と大きな目標を達成し、駅伝に始まり駅伝に終わった一年だったことでしょう。中でも２年生ながら関東駅伝１区で区間賞をとり、鳥取インターハイ5000mに出場した卯月君の活躍が目立ちました。関東高校駅伝大会10位、全国高校駅伝大会36位。

今年はインターハイが地元開催ということもありプレッシャーも大きいのでは？
「厳しいですね。まずは南関東を勝ち抜くことがたいへんです。」

その中でも狙えそうな種目は何ですか。
「石下の3000SC、卯月の1500m、5000m。難しいとは思いますがどうにかしたいです。」

そのほか南関東大会に出場する選手、5000m雨宮君、根津君、800m梶原君、400m小佐野君です。がんばってください。

目標はやはり駅伝２年連続出場ですか？
「大きな目標をたてました。全国駅伝大会10位以内。」・・・「あくまでも目標ですから。目標ですから。」と繰り返す先生の笑顔が全員の人柄を現しているようでした。今年から強化指定校となり多少活動しやすくなったとのこと、今後の活躍が期待されます。

セリアクラブ
「セリア」とはイタリア語で「まじめ」という意味です。まじめに陸上を愛する人のためのクラブチームです。シーエフ社の目指すのは「教養+栄養+休養」この三つの条件をきちんと兼ね備えたトップアスリートです。成績だけをもとめるのではなく、生涯走ることを楽しめるように自己管理できる自立した選手を育てたいのです。

セリアユーザーの活躍
（関東高校陸上編）全国大会を目指して関東大会に出場する選手。健闘を祈っています。