【 セリア通信 vol.46 】 必読!夏の危険を回避する vol.2

2008年7月15日

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もう梅雨が明けたんじゃないの〜?と思うほど、暑い日々ですね。

皆さん御元気ですか?


ただでさえ汗をかくのに、トレーニングをしている皆さんは、一体どのくらいの汗がカラダから出ていくんでしょうか・・・

想像しただけで、ノドが渇いてきました。(笑)


体の水分の割合は、男性は約60パーセント、女性で55パーセントと言われています。

半分以上は水だということですね〜。

夏場のコンディショニングは、まず水分補給から、です。

そして今回は「己を知ろう」ということで、山根さんがセルフチェックをオススメしていますヨ。


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│"ー"│必読!夏の危険を回避する vol.2
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夏の甲子園を目指して各地で熱戦が繰り広げられていますが、残念なことに早くも出場選手の熱中症のニュースが流れました。

屋内競技も油断は禁物です。体育館、道場はもちろん、たとえプールでも時間を決めて十分な水分補給をするよう心がけて下さい。そして、もっと大事な塩分補給もお忘れなく。


◇セルフチェックのすすめ◇◆◇……・━━━…・┿

夏の危険を回避するために毎朝、セルフチェックしてみましょう。

疲れや不調を感覚的に捉えるのではなく、具体的に何が、どのように変化しているかを正確に確認できれば、熱中症も未然に防ぐことができます。練習日誌の項目に付け加えてみて下さい。


1 体温

2 体重

3 脈拍

4 便通(1〜4は起床後すぐ)

5 睡眠(時間、眠りの深さ)

6 握手(握力)

7 食欲(味覚)

8 挨拶(声の大きさ)

9 顔のむくみ

10   脚のむくみ


これらの中でマイナス項目が多いようでしたら、トレーニング内容を考え直す必要があります。

監督・コーチに体調を正確に伝え、判断を仰ぐようにして下さい。

特にお腹を壊して激しい下痢などを起こしている時は必ず報告するようにしましょう。

想像以上にカラダから大量の水分が失われているので、あっという間に脱水症状になってしまう

危険性があるのです。微熱時も体温調節ができにくいので注意しましょう。

人間のカラダから湧き出る活力は握力や声量にも表れます。チームメート同士、または指導者と選手の間で握手を習慣づけてみませんか。これが、結構鋭いんです。

お互いの調子や状態の変化を感じ取る良い方法だと思います。

◇ビタミンB群の欠乏に注意◇◆◇……・━━━…・┿

夏はスポーツドリンクやジュース等をついつい飲み過ぎてしまいますね。

屋外作業に従事している人達からも「夏にカラダがむくんでしまう」という声を良く聞きます。

我がシーエフ社の電気事業部スタッフは、仕事先で缶コーヒーやスポーツドリンクを差し入れて頂く事が多く、大汗をかいた後にはとても有り難いようです。

ただ、全部飲んでしまうと疲れが抜けなくなる、とも言っています。

むくみや疲れは糖分の摂り過ぎによるビタミンB群の欠乏が引き起こしているのです。

向こうずねの骨を指でギュッと押し、指の形がくっきり残るようだと危険な状態です。

疲労回復や代謝を妨げるばかりか、貧血を誘因する可能性もありますのでご注意下さい。

普段からビタミンB群を積極的に補給しましょう。


◇夏の必須アイテム◇◆◇……・━━━…・┿

1 着替え

2 帽子(1、2共に風通しのよいメッシュタイプがオススメ)

3 タオル(数枚用意しましょう)

4 冷水

5 塩分

6 アイスパック(急速冷却剤)

7 団扇(うちわ)

8 スポーツドリンク

9 レモンスライスハチミツ漬け

10   セリアLobb(ロブ)、セリアFe


規則正しい生活、無理のない練習計画、万全な体調が整えば、処暑トレーニングの危険が回避でき、十分なトレーニング効果も期待できます。

反対に、練習効果が上がらない状態で無理をすることは、カラダを弱らせるばかりか、事故の危険もあるので、注意し、正しい判断をすることが必要です。

目覚めのセルフチェック、お出かけ前のアイテムチェックを実践すれば、きっと充実した夏期トレーニングになること間違い無しです。

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自分の体調をきちんと把握するって意外に出来ていないかも、と思いました。

面倒がらずに、毎日セルフチェックをして、その日の調子と照らし合わせれば、自分のカラダはこういう時にはこうなる、という事が見えてきそうですね。

何となく調子が良くないな〜、と思っても、頑張ってしまう生真面目な人は、

特に夏場は気をつけて下さいね。練習メニューの変更も大事ですヨ。

無理なトレーニングはダメージの方が大きくなってしまいますから!


★山根氏のつぶやき☆★──────────────────────────────────☆

熱中症について原稿を書きながら、昨夏の世界陸上大阪大会、突然のけいれんに見舞われて力を出せなかった日本選手たちの哀し気な表情を思い出しました。今の若いアスリートたちはスポーツドリンクやエナジー系のサプリメントを過信してはいないでしょうか。

あの夏、海水塩や粗塩を持って臨んだ選手がどれだけいたでしょうか。疑問が残ります。

北京五輪も8月開催です。同じ失敗を繰り返さないようにして欲しいと願っています。

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そうでしたね・・・去年の大阪世界陸上。

気の毒なくらい実力が出せずに終わってしまいましたもんね。

その原因は、地元開催の重圧だけではなかったのかもしれません。

きっと北京ではその反省を活かして、活躍してくれることを期待しましょう。

選手の皆さんにもこの『セリア通信』読んで欲しいなっ♪(笑)


皆さんが暑さを上手く乗り越えてくれることを心より願っています。

それでは、また来週!


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