2009年9月22日
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シルバーウィーク真最中です。皆さん、お元気ですか？
連休中は、ばっちりトレーニング、という人が多いかもしれませんね。
私は何処かへ出掛ける事もなく、いつも通りの毎日です。
最近ちょっと出不精かな。(デブ症にもなりつつある・・・笑)
旬の食べ物が美味しくって、困ってしまいます。
新米、サンマ、ぶどう・・・栗や柿も出回り始めましたね。頑張って走らなきゃ。
皆さんは、どんな食べ物がお好きですか？
さて、今週はちょっと怖いタイトルがついています。
この時期だからこそ、気をつけなければいけないこと、があるようなんです。
夏のトレーニングを乗り越えたカラダは、どんな状態にあるのでしょう。
まずはそこを見つめるところから始まります。では山根さん、お願いしま〜す。
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│"ー"│ 危険は音もなく忍び寄る
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◇脂肪が減る＝飢餓状態◇◆◇……・━━━…・┿
今、皆さんのカラダは、夏の走り込みで余分を削ぎ落とした状態にあります。脂肪だけが減るなら大歓迎ですね。でも、同時に骨のカルシウムや肝臓に貯えていた鉄分なども、スッカラカンになっているのです。
脂肪は避難袋の乾パンみたいなもの。食事で足りないエネルギーを補給するために消費してしまったのですから、カラダ作りに必要な栄養も不足していることが十分に考えられます。
◇ミネラルはカラダづくりの屋台骨◇◆◇……・━━━…・┿
ミネラルはタンパク質と共にカラダを造る大事な栄養。別名を構成素と言います。つまり屋台骨ですね。精密機械だったら、たとえネジ一本でも抜けたら大変です。同じようにミネラルも絶対に欠かせません。
ただし、ミネラルは反応性の強い金属です。カラダの中では、安全な状態で大切に保管され、維持管理されています。その金庫番として活躍しているのが骨や肝臓なのです。
◇空の状態＝自転車操業◇◆◇……・━━━…・┿
絶対に欠かせない栄養。もし不足したら、他から調達しなければ健康を保てません。カルシウムが足りない人は、どんどん骨が分解され、必要な箇所に送られます。１〜２日なら補充も利くでしょう。
けれども、一週間、一ヶ月と続いたら大変です。自転車操業ではカラダは持ち堪えられません。
気づかないまま進行すると、ついには骨がスカスカになり、ちょっとした衝撃で折れてしまいます。
◆自転車操業とは・・・
自転車は走るのをやめれば倒れてしまうところから、資金の借り入れと返済を繰り返しながらかろうじて操業を続けること。お金=カルシウム、と考えてみて下さい。
◇気がついた時は手遅れ◇◆◇……・━━━…・┿
実際、レース中に疲労骨折で途中棄権する選手が後を絶ちません。皆さんが大舞台で発揮する力は、普段の練習と格段に違います。期待と責任を背負って走り出すといつも以上に力が湧きだします。そして、大きなアクシデントのほとんどは試合中に発生するのです。そこまでミネラル不足が進行する前に、何らかの対策をすべきです。カラダが研ぎ澄まされる前に、カラダづくりの構成素(タンパク質＆ミネラル)の摂取を心がけましょう。計画的にバランスよく進めるにはセリアを上手に利用しましょう。
セリアはカラダの機能を高めるビタミンとカラダづくりのミネラルを安全に効率よく摂れるサプリメントです。
◇春に生まれた人は骨がもろい？◇◆◇……・━━━…・┿
３、４、５月生まれの選手諸君は、特にカルシウム摂取を心がけましょう。以前、「春先に産まれた人は生まれながらに骨がもろい」という京大医学部の研究を紹介しました。産まれる直前の季節と骨の関係が証明されています。人のカラダは太陽を浴びて丈夫な骨をつくるシステムになっています。ところが、春先生まれの人は骨格形成時に冬を迎え、日照時間が短い上に、厳しい寒さや身重の体で母体が戸外に出る機会が激減します。その影響で骨が先天的に弱くなる確率が高いのです。
◇食生活こそがカラダづくり◇◆◇……・━━━…・┿
産まれた季節によってカラダに差が生じるなんて・・・と理不尽に思う必要はありません。春先に産まれた人はカルシウムの摂取に気をつけるだけで今より丈夫で元気に活動出来る可能性があるのです。カラダは日々の生活で造られます。出生時期、出身地、家族、食事、性格など、その人を取り巻く環境は十人十色ですね。それぞれの生活の積み重ねが今を作っているのです。
中でも食生活は直接カラダに反映します。トレーニング内容、健康状態、目標等をしっかりと把握して、どのような食事がベストなのか常に考え実践しましょう。
考えもなく、がむしゃらに頑張るだけでは、強くなれないのです。
◇食事を考える生活＝危険回避◇◆◇……・━━━…・┿
スポーツは心とカラダで挑むものです。自身の特徴を理解し、良いところは伸ばし、悪いところは改善する努力を重ねることで、更に飛躍できます。夏の厳しい練習を経た今、どういう状態にあり、何をすべきであるか。今回はミネラル不足、中でもカルシウムにスポットを当てましたが、あくまで一例に過ぎません。
事情は一人一人違います。是非、良く考えて見落としのない様、対処してみて下さい。
状況を正しく理解し、危険を回避できたら、あなたの自己管理は完璧です。
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カラダの中で何がどうなっているのか、分かりづらいですよね。
見える訳でもないし、痛みなどに表れない限り、気づかない事ばかりです。
何となく調子が悪い、元気が出ない、という感覚がずっと続いたら、それはやはり、危険信号なのでしょうね。
自己管理の第一歩はカラダの声を聞いてあげることです。
「今日は元気だよ」「ちょっと疲れ気味かも」「腰がだるいなぁ」などなど、色んな声が聞こえるはずです。
毎日欠かさず聞いてあげる事で、異変に気づくかもしれません。
そして、声に合わせて対処してあげることが、大切ですね。
自分のカラダですから、面倒がらずに世話してあげましょう。
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┗■┓山さんのアスリート御膳 【 冬瓜 】 ┏■┛
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トウガン ( 熱帯亜細亜原産、ウリ科ツル性一年草の果実 )
90％以上が水分という低カロリー食材。ビタミンＣやカリウムが豊富で利尿効果も高いことから、抵抗体力強化や代謝促進に有効です。冷え性の女性や運動不足で浮腫(むく)みやすい人にも最適な食材です。
味はとても淡白で癖がありません。出汁の旨味(アミノ酸)を十分に吸って味を引き立ててくれますから、
疲れを癒すスープ等の具にすると良いでしょう。絞り込みが必要な選手にもオススメです。
トウガンを食べる度に、学生時代の合宿を思い出します。長野県飯山市の民宿でのお味噌汁にいつも入っていたのです。汗と涙にまみれ、それはそれは激しい夏でした。
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冬瓜、食べたくなって来ました。でも自分で料理した事がありません。
味噌汁なら私にも作れそうなので、トライしてみますね。冷え対策もしなきゃいけないので！
陸上長距離の皆さんは、いよいよ駅伝に向けてシーズンインですね。
大事な時に故障する事のないように、今からしっかりカラダづくりして下さいね。
セリアは薬ではなく食品ですから、試合間際に慌てて摂っても間に合いません。
じっくり攻めるのが一番効果的です。もちろん、日々の食事が何よりも大切ですけどね！
それでは皆さん、良い連休をお過ごし下さい。試合に臨む人は頑張ってね〜。
また来週までお元気で。
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