【 セリア通信 vol.119 】故障と上手に付き合う方法

2009年12月8日

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 皆さん、こんにちは。お元気でしょうか?

 昨日、12月7日は《大雪(たいせつ)》だったんですね。

 大雪って何? 私も知らなかったので調べてみると、

 四季の移ろいを半月ずつに分けた二十四節気の中の一つ。暦の上では、雪がいよいよ激しく降る時季。

 とありました。

 また「鰤などの冬の魚の漁が盛んになり、熊が冬眠に入り、南天の実が赤く色付く頃」とも。

 さすがに熊の事は知りませんが、南天の赤い実はあちこちで見られます。

 大雪の次は《冬至》こちらはおなじみですよね。

 暦の事も少し知っておくと、季節感をより感じられる気がします。


 さて、今回は故障の話です。山根さん自身の体験から得たアドバイスのようですよ〜。

 それでは、今週も最後までヨロシクお願いします!


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 │"ー"│ 故障と上手に付き合う方法
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 ◇腰痛再発◇◆◇……・━━━…・┿

 久しぶりの腰痛です。野球部時代の無茶がたたって、第四腰椎と第五腰椎の椎間板が潰れてしまっています。

 背筋のバランスが崩れると、変形した骨が神経に触って痛むのです。最近のトレーニングに偏りがあったので

 しょう。

 最初に発症したのは約20年前。社会人になって間もない頃でした。10マイルのロードレースの翌日だったと

 今でもハッキリ覚えています。荷物を背負って通勤ランしていた事も誘因になりました。今年を振り返りながら

 あれこれ反省しています。
 

 ◇腰痛発症の原因◇◆◇……・━━━…・┿

 背骨を挟む様に脊柱起立筋という二本の大きな筋肉があります。立っても座っても歩いても走っても、

 常に緊張と弛緩を繰り返しながらバランス調整をしてくれます。お尻の上、背骨の両側に両手を当てて歩いて

 みて下さい。一足毎に筋肉が動くのが分かると思います。無理な姿勢や過度なトレーニングはそこに負担を

 かけます。何らかの理由でバランスを崩すと腰椎や椎間板に直接負荷がかかります。

 ましてクッションが無くなった状態ですから、バランスよく筋力を強化して維持するしかありません。
 

 ◇責任は自分にある◇◆◇……・━━━…・┿

 何故、こんな目に遭わなければいけないのだろうと、若い頃は思いました。しかし、よく考えてみると、

 そのような故障を招いたのは自分自身なのです。当時、走ることだけに夢中になっていた私には、

 コンディショニングの知識など全くありませんでした。スポーツに故障はつきもの。トップアスリートでも

 何らかの問題を抱えながらトレーニングしています。自分のカラダを十分に理解し、その上で最前の処置が

 出来れば、どんな状態でも競技は続けることが出来るはずです。
 

 ◇知識と教養◇◆◇……・━━━…・┿

 同じ頃、血液状態も最悪でした。極度の貧血、しかも肝機能障害と診断されました。栄養とトレーニングの

 見直しが急務でした。何よりコンディショニングについての教養が足りませんでした。そこでまず、

 運動生理学やスポーツ栄養学について勉強しました。保健体育の教科書から専門書に至るまで、

 沢山の本に目を通し、様々なシンポジウムや講習会、多くの治療家からも学びました。
 

 ◇工夫と実践◇◆◇……・━━━…・┿

 その後、食事を改善しながらトレーニングも工夫するようになりました。更に30代になり、自分自身も必要と

 していたセリアリベロを開発しました。骨や関節、結合組織を強化する栄養素を、食事だけで補給することは

 困難だと判断したからです。これには私自身、大いに助けられています。

 40代になり、背中のバランスを矯正する運動を実践しています。栄養改善、そして自分なりの矯正方法を

 見つけてからは腰痛の発症は確実に減っています。
 

 ◇心と向き合う◇◆◇……・━━━…・┿

 私の場合、腰痛再発の原因の第一位は心の持ち方です。煩雑な日常で物事を正視するのは難しいことです。

 ちょっとした判断を間違えたり、考えを誤った結果が故障なのです。痛みはそんな私への警告です。

 この年齢になっても心の問題がなくなる事はありません。反省するチャンスなのだと感謝しています。
 

 ◇再生への道◇◆◇……・━━━…・┿

 皆さんも、色々なトラブルに苦しむことがあると思います。そんな時は思い出して下さい。日常生活のどこかに

 原因がある、ということを。そこを変えれば、トラブルがなくなり、再発も予防出来るはずです。

 自分をしっかりと見つめ、問題点を見つけ出すことが出来れば、不調や故障への不安はなくなります。

 再発を恐れる事なくトレーニングに励むためにも、勇気を持って自己分析して下さい。必ず道は見えて来ます。
 
 ◆セリアシリーズ◆
 ◇サプライズ http://www.cf-seria.com/sp2.html 血液をサラサラにして図る体質改善
 ◇セリアFe  http://www.cf-seria.com/fe2.html 貧血対策に 副作用のないヘム鉄100%使用
 ◇セリアCa  http://www.cf-seria.com/ca2.html 骨太が基本 吸収の良いミルクカルシウムを使用
 ◇セリアC  http://www.cf-seria.com/c2.html  他の栄養素との相乗効果
 ◇リベロ   http://www.cf-seria.com/libero2.html ケガや故障を克服する為の必須アイテム
 ◇Job      http://www.cf-seria.com/job2.html 貯蔵鉄の早期回復が鉄欠乏性貧血改善への第一歩
  ◇Lobb        http://www.cf-seria.com/lobb2.html 疲労回復の為には内臓の疲れを癒す栄養素

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 ちょっとした気の緩みや、ストレスでイライラなど、意外にも、心の問題が故障につながるとは・・・

 走りながら他の事に気をとられてコケた経験ならあるんですけど。

 心がきちんと正しい場所にないと、それが生活態度にも影響して、

 腰痛や持病などが起こる原因を作ってしまう、という事なんですね。

 心も健全であることも、カラダと同様に大切です。

 トレーニングに臨む前に、自分の心が集中できる状態かどうか、確かめてみて下さいね。


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 ┗■┓   山さんのアスリート御膳 【 ズッキーニ 】   ┏■┛
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  ズッキーニ(ウリ科カボチャ属ペポ種)

 栃木県鹿沼市で農業を営む後輩がズッキーニの栽培を始めました。未だ日本では馴染みがなく、

 安値での取引が続いているそうです。

 カリウム、ビタミンC、カロチンが多く、代謝を活発にしてくれるデトックス野菜。

 風邪予防や浮腫(むくみ)が気になる人にはお勧めです。

 おまけに大根よりも低カロリーですから、女性アスリートの強い味方です。

 クセのない味で、炒めても、揚げても、煮込んでもよし。

 山さん流簡単レシピを紹介しますと、トマトとズッキーニをサイコロに切ってお皿に盛り、

 オリーブオイルをサッとかけ、塩コショウし、とろけるチーズをのせてレンジでチン。

 食卓が華やぐこと間違いなしです。

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 ズッキーニ、最近ではスーパーでも見かけるようになりました。

 見かけはキュウリを太くしたような感じで、緑や黄色がありますね。

 イタリア料理によく使われるようです。

 私もあまり食べたことがないので、今度見つけたら買ってみます。

 デトックス(体内から毒素や老廃物を取り除く)効果があるなら尚更です!


 世の中にはカラダの為になる情報があふれています。

 まずは自分自身を見つめて、何が足りないのかを分析しないと、自分に合った方法は見つけられません。

 方法が見つかったとしても、三日坊主にならないためには、やはり自分をコントロールする事が必要です。

 なかなか分からないですよね、自分の事って。(笑)

 焦っても仕方ないですから、じっくり向き合って行きましょう!


 これから空気も乾燥してきます。

 風邪対策を忘れずに、今週もどうかお元気で。


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