【セリア通信vol.549】炎症とその対策#1【炎症とは】

2018年3月6日

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皆さん、お元気ですか。

小雨まじりの朝、ランニング途中に
ウグイスが初鳴きを披露してくれました。
まだぎこちなさが残っていましたが、
春を告げる声を聞き、
私の足取りも軽くなりました。

◆◇本日のメニュー◇◆

1 炎症とその対策#1【炎症とは】
2 山サンのつぶやき

トレーニング後、筋肉には炎症が起こります。
炎症を素早く緩和させることが出来れば
怪我や故障のリスクはかなり軽減出来ます。
その対策について一緒に考えましょう!

炎症とその対策#1【炎症とは】

◆炎症とは◆

運動やトレーニングによって、
筋線維が傷つきます。
傷ついた筋線維を修復するために
白血球などの血液成分が患部に集まります。
その際に痛みを刺激する成分、
プロスタグランジン、ヒスタミン、
セロトニン、プラジキニンが
生成されます。
つまり炎症は、
血管の拡張や血漿成分の滲み(腫れ)、
中枢神経刺激物質生成などが合わさって起こります。

◆痛みと回復◆

筋肉痛や肉離れなどの炎症による痛みは
腫れや刺激物質により、
筋膜が刺激されることによって発症します。
日頃からよくトレーニングしている筋肉は
毛細血管が発達しているため、
血液の流れがスムースです。
そのため多少傷ついても、
すぐに修復されるため
筋肉痛や炎症が軽度で済みます。
一方、普段使っていない筋肉や、
よりハードなトレーニングをすると、
炎症が大きくなり、回復が遅れます。

◆痛みの除去◆

筋肉の痛みを除去するには
炎症を和らげ、回復を促す必要があります。
そのためには、
役目を終えた血漿成分をいち早く取り除き、
刺激物質を除去しなければなりません。
そこで今、注目を集めているのが
血流を促す栄養です。

◆オメガ3脂肪酸「EPA」◆

EPAには赤血球を柔らかくする働きがあります。
摂取すると血流が促進されるため、
流れ難い毛細血管はもちろん、
患部の血流も促進され、
不要な血漿成分や刺激物質を
いち早く取り除きます。
炎症の緩和効果に期待が集まり、
スポーツでの応用も始まっています。
セリアではサプライズにいち早く、
オメガ3脂肪酸としてEPA、DHAを配合しました。

◆その他の炎症緩和法◆

アイシングもその一つです。
患部を急速冷却することで、
毛細血管を拡張させ、血流を促します。
湿布薬や塗布薬の中には
刺激成分の働きを抑えるものがあります。

痛みの除去には効果がありますが、
回復とは違いますのでご注意下さい。
その状態で無理をすると、
炎症が悪化します。
(山根)

◆セリアサプライズはこちらから◆

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::: 山サンのつぶやき :::

クラブチームの練習を拝見しました。
小学生は負けん気が強い!
コーチのアドバイスに、
いち早く呼応しようと皆、必死でした。
腕振りなどの基本動作や地味なトレーニングさえも
真剣に取り組んでいました。
「勝ちたい」とか「速くなりたい」という
はっきりした動機を持っているからでしょうか。
実業団や大学生とはひと味違った
真剣味が感じられました。

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入寮を控えた皆さん、
新生活への不安はありませんか。
環境が変わると体調を崩しやすいので、
どうぞ気をつけて下さい。
もし、可能なら、
実家からお味噌だけでも持参すると良いですよ。
食べ慣れた味噌汁を飲むだけで、
心もカラダもホッとします。

では、また来週。


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