筋破壊を軽減するには【セリア通信vol.715】

2021年5月11日

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皆さん、お元気ですか?
 
 ”セリアは毎日欠かさず摂っています!”
 
 キッパリそう言い切った彼女は
 ピカピカの大学1年生。

 そんな彼女も高校時代に突如、
 不調に見舞われたことがありました。
 突然、本来の走りが見られなくなったのです。

 たまたま高校の先生も進学先の監督も
 選手時代からのセリアユーザーだったこともあり、
 コンディショニングについてご相談を頂いたのが出会いでした。

 以来、義理堅く、本当にまじめにセリアを摂り続けてくれています。
 その成果がきちんと数値や結果になって表れていることに
 先生や監督さんも驚いていらっしゃいました。

 皆さんの参考になるのであれば”数値を公表しても良い”とさえ言って下さっています。

 彼女は将来を嘱望されているランナーの1人です。
 環境が変わって、ましてやコロナ禍もあってまだまだ大変な毎日かと思います。
 どうか焦らずに充実した学生生活を送って下さい!
 
  ◆◇本日のメニュー◇◆

 1 筋破壊を軽減するには
 2 山内の食事栄養プチ情報【ブロッコリー】
 3 陸上雑感【肌つや】

 いよいよ試合期に入りましたね。
 今、一番怖いのは故障や貧血ではないでしょうか?

 高いパフォーマンスを発揮し尚かつ、
 筋肉や血液破壊は最小限にとどめたい。
 そんなあなたが質の高いトレーニングを行いつつ、
 故障や貧血を回避するには何を気をつければ良いのでしょうか?

 *…*────────────────────────────────────── *…*
     組織破壊を軽減するには
 *…*────────────────────────────────────── *…*
 
 ◆エネルギー(=グリコーゲン)を満タンにしよう◆

   質の高いトレーニングを行いつつ
 筋破壊、血液破壊を最小限に止めるには
 朝昼晩の食事で十分なエネルギー補給をしましょう
 筋肉や肝臓にグリコーゲンが充填されていれば
 不必要な筋破壊を防ぐことが出来ます。

 ◆不足が筋破壊を促進する◆

   もし、高強度トレーニングやレースの最中に
 エネルギー(グリコーゲン)が枯渇してしまうと
 筋肉や血液などのたんぱく質の分解に拍車がかかります。
 その際に得られたブドウ糖を急場しのぎの
 エネルギーとして利用するからです。

 ◆合間にエネルギー補給をしよう◆

 練習が長時間に及んだり、
 試合時間が長い競技の場合は
 途中でエネルギー補給をしましょう
 そうすればパフォーマンスを保持しながら
 破壊を最小限に止められますし、
 集中を切らさずに済みます。

 ◆エネルギー不足が招くもの◆

 このようにエネルギー不足は筋破壊、血液破壊をたかぶり進め
 次のようなトラブルを招きますので注意しましょう。

 ①自律神経失調
     脳の働きが鈍くなるため、
     体温、血流、血圧、呼吸などの調整が出来ず、
     場合によっては熱中症、低体温症、失神などの事故が起こりやすくなります。

     ※ 朝練習で倒れたり、熱中症になる選手を調べてみると朝食抜きが殆どでした。

 ②肉離れや疲労骨折
    筋肉や骨の組織破壊が亢進するため、
    ケガや故障などのトラブルに見舞われやすくなります。

 ③貧血
    赤血球が破壊されやすくなるため、貧血を招きます。

 ④内臓疲労
    筋破壊、血液破壊がたかぶり進むと
    代謝物の処理で内臓が働き詰めになり、
    肝臓や腎臓が疲弊してしまいます。

 このようにランナーが見舞われるトラブルの原因は
 エネルギー不足にあると言っても過言ではありません
 どうか十分なエネルギー補給を行って練習に臨んでください。

 また、食事からトレーニングまでの時間が空き過ぎている場合には
 エネルギー補給を行ってから臨んだほうが安全です。

 それには市販のゼリー飲料やアミノ酸を利用するのも便利ですね。
 また、バナナや柑橘類などの果物でのエネルギー補給も安価でお勧めです。
 果物の甘味成分(果糖)ならパフォーマンスを下げる心配がありません。
 競技中でも、練習の合間でも安心して補給が出来ます。

 ただし、自分の適量を見極めながら、しっかり噛んで食べて下さいね
 
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 ::: 山内の食事栄養プチ情報【ブロッコリー】 :::

 ブロッコリーにはアスリートにとって
 必要不可欠な栄養素がたくさん入っています。

 一部を挙げるだけでも
 ビタミンC、鉄分、カリウム、カルシウム、
 たんぱく質、葉酸、マグネシウム、食物繊維など多岐にわたります。

 風邪予防に良し、
 貧血予防に良し、
 故障予防に良し、
 筋力upにも良しと
 まさに万能です。

 以前のセリア通信でも紹介した通り
 調理方法はとても簡単です。
 お弁当の具材や主菜に添えたりと
 色んなシーンで大活躍してくれます。
 
 茹でるとビタミンCなどの栄養素が流出してしまうので
 蒸し茹でやレンジでチンが良いようです。
 茎にも栄養が詰っています。
 皮を剥いて調理すると美味しく頂けます。
   (山内)
 
 ::: 陸上雑感【肌つや】 :::

 アスリートは肌つやが良い!
 好調の選手は、さらにピッカピカ!!
 間近にすると、その違いは一目瞭然です。
 ”お肌は内臓の鏡”とも言われます。
 ピッカピカお肌を作るには
 運動・栄養・休養のバランスアップが必須です。
 (山根)
 
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 ラグビー・トップリーグの準々決勝は熱戦続きでした。
 準決勝はさらにヒートアップしそうです。
 今から待ち遠しい・・・。

 では、また来週。


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