食欲を落とさないために その2【セリア通信vol.829】

2023年7月18日

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皆さん、お元気ですか。

暑いっすね!
エルニーニョの発生で海水温が上昇しているとか・・・。

山さん、朝から水を浴びたように
汗びっしょりになって走っています(笑)

皆さんにとっては暑さなんかに負けられない
勝負の季節となることでしょう。

規則正しい生活のリズムを守って
自律神経の働きを研ぎ澄まし、
良い状態で挑んでください。
 
◆◇本日のメニュー◇◆

1 食欲を落とさないために その2
2 セリアスタッフの舞台裏【腸脛靭帯炎】
3 陸上雑感【覚醒】

先週はいきなり猛暑日が続きました。
中高生の皆さんは試験明けだったから、
想像以上のしんどさを味わったことでしょう。
食欲、落ちていませんか・・・?

食欲を落とさないために その2

◆スポーツドリンクって何だろう?◆

皆さん、よくご存知の通り
暑熱下での運動や労働時には
全身から大量の汗が流れ出ますね。
汗の量が体重の2%を超えると危険です。

このようにたくさんの汗をかいた
私たちのカラダを熱中症などの危険から守るためには
水と共にナトリウムなどのミネラル類を
すばやく補給しなければなりません。
そのために役立つ飲料として誕生したのがスポーツドリンクです。

ちなみに厚労省や日本スポーツ協会が
熱中症予防に役立つ摂取量として
推奨するスポーツドリンクの塩分濃度は0.1~0.2%。

スポーツドリンクは”水と塩分補給のための飲み物”なのです。
ぜひ、覚えておいてください。

◆糖質が含まれているは?◆

長時間の運動や労働に備えて
あえて配合されているのが糖質です。
ところが、この糖質の摂取量が多すぎると
胃にたまってしまい水分吸収の妨げになることもあるんです。
一般には1時間以上の運動をする場合には
4~8%糖質濃度が推奨されていますが、
製品によって濃さはまちまちですし、
体調や発汗量によっては胃にたまることもあり、
大量の摂取には注意しましょう。
 
上手な飲み方は、
一口ずつ、少しずつ味わいながら、
カラダと相談して適量を決めるのがベストです。
飲みすぎると胃にたまってしまうことをお忘れなく!

◆運動時の飲み物◆

皆さん、お分かり頂けましたでしょうか?
スポーツドリンクは発汗を伴う運動や労働時の
水分・ミネラル補給のための飲み物なんですね。
ここが大事なんです!
発汗量の多いとき、暑熱下での運動時や
運動量の多いときなどにはこまめに飲むようにしましょう

でも、冷房の効いた涼しい部屋で過ごしているときや
食事時にスポーツドリンクを飲む必要はありません
ところが、一日中手放せなくなっている、
そんな子供たちが増えています。

◆胃を荒らし、食欲を減退させる◆

運動時や大量の発汗時の
水やミネラル補給には適していますが、
しょっちゅう口にするのは、ちょっと問題です。
糖質を多く含むスポーツドリンクは
口にするたびに胃にとどまってしまうため
消化液(胃液)がたびたび分泌されてしまい、
胃を荒らしてしまうことがあります。
そのことで胃液の分泌にも支障をきたし、
食欲不振や消化不良を起こすこともあるんです。

皆さんは気がついたら、
一日中スポーツドリンクを飲んでいた
なんてことはありませんでしたか?

◆飲みわけよう◆

これからは猛暑が続きます。
よく冷やしたスポーツドリンクや水、
アイシング用の氷、アイスパックなどを
バッグに用意しておくのはとても大切です。
練習前後の水分補給には便利に使ってください。

練習が終わったら、次に大切なのは食事です。
しっかり食べられるように準備しましょう。
家に帰ったらシャワーで冷水を浴びるのも良いでしょう。
また、氷まくらなどで熱ったカラダを十分に冷ますのも良いでしょう。
頭に熱がこもっていると食欲も湧きませんので、
頭部の熱は十分に冷ましましょう。

水分補給はよく冷やした水や麦茶に切り替えましょう
いつまでもスポーツドリンクを口にしないこと。
これ意外と食欲をかきたてますよ!
 
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::: セリアスタッフの舞台裏【腸脛靭帯炎】 :::

4月半ばに腸脛靭帯を痛めました。
原因はおそらく3月に走った100kmマラソン。

痛めた直後は歩くのも大変な状態でしたが
セリアリベロとサプライズを毎日摂って
腸脛靭帯炎からの回復に良いと言われる
ストレッチもすることで早期回復を図りました。

5月半ばから歩き始め、6月にはジョギング、
6月半ばにはポイント練習を再開。
ここまで痛みなく継続して走ることができています。

チーム訪問をしていると数多くの故障者に出会います。
走りたくても走れない。
そんな選手たちの気持ちが
自分自身が故障をして走れなくなることによって
より一層理解できた気がします。

走れるっていいですね。
皆さんも気をつけましょう。

(山内)

::: 陸上雑感【覚醒】 :::

このところランパンが小さくなったような気がしていた。
選手の皆さんに恥ずかしくないよう摂生し、
トレーニング量も保持しているのに。
縮んだのだろうか、まさか?
あれこれ考えているうちに
一つだけ心当たりが見つかった。
昨年末から続けているトレーニングが
量も内容も充実してきていることだった。
とくにウォーキングランジに関しては
バリエーションを増やしながら
臀部やハムストリングス以外の、
腸腰筋や腸骨筋などを意識して使うようにしている。
そんなトレーニングをしていたら、
眠っていた筋群が目覚め始めたのかもしれない。
このような動きは遠い昔の野球部時代にさんざん鍛え上げたからだ。
ますますランナー体型から遠ざかりそうだ。
(山根)

* * * * * * * * * * * * * * * *
 
山さんはスポーツドリンクをほとんど飲みません。
採れたて新鮮野菜に粗塩を振って食べるから
必要ないのかも知れません。
ありがたいことです。

では、また来週。


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