【 セリア通信 vol.207 】夏の疲れを自己分析しよう その1


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皆さん、こんにちは。

猛暑日が続いていますね。暑さに負けていませんか?

節電を心掛けるあまり、熱中症になってしまわないようにして下さいね。

そして、水分補給の準備を常にしておくことです。


◆◇本日のメニュー◇◆

1. 夏の疲れを自己分析しよう その1

2. 山根氏のつぶやき


今週から新しいシリーズが始まります。

こう暑さが続くと、カラダもだるくて動かなくなってきますね。

コレって疲労なのか、それとも何か他に原因があるのか、今イチ分からない・・・

そんな人に、山さんが自己分析のポイントを教えちゃいます。

原因がハッキリすれば、対処法も分かりますもんね。

疲れから早く回復して、元気に夏のトレーニングに励みましょう。


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│"ー"│ 夏の疲れを自己分析しよう その1
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◇海風、陸風◇◆◇……・━━━…・┿

夏休みもいよいよ後半ですね。皆さん、お元気ですか。

先日訪問した川崎市の等々力競技場サブトラックでは、午前9時だというのにタータントラックは焼けるような熱さ。40℃以上はあったでしょう。頭からホースで水をかけてもらいました。

11時頃には、海風が吹いて来ました。太陽に照らされ陸地が温まり、空気が上空へ流れ、海から陸へ風が吹き込むのです。

またこの季節、一気に上昇した湿った空気が上空で冷やされ、大きな入道雲(積乱雲)になります。

夕方にかけての突然の雷雨は、発達した入道雲のしわざ。練習帰りには夕立にも気をつけて下さい。

日が沈むと、今度は陸から海へ風が吹き始めます。夕日が見える頃、グランドにも陸風が吹き、疲れたカラダを癒してくれるでしょう。練習も夕方にシフトすると爽やかになるかも知れません。

あれこれ工夫して、暑い夏を楽しみましょう。

◇貧血と肝機能に注意◇◆◇……・━━━…・┿

さて、本題です。お盆を過ぎた今頃になると、「走れない」という相談が増えて来ます。

その原因は『夏の疲れ』と『貧血』の大きく二つに分かれます。では一体どちらなのでしょう?

今回は皆さんと一緒に、その違いを見極めてみたいと思います。

まずは、手のひらや、足の裏をよく観察してみて下さい。

温かくて、ほのかなピンク色をしていて血色が良かったら大きな問題はありません。

疲れがひどくなるとカラダが黄色みを帯びてきます。黄色っぽくて冷たくなっていたら要注意。

貧血、もしくは肝機能が低下している恐れがあります。

白目が黄ばんでいたら過労の心配もあります。医師の診断を仰いだ方が良いでしょう。

激しいトレーニングが続くとカラダの組織が傷み、鉄分(ビリルビン)が排泄されます。

尿や便が黄色くなるばかりでなく、ビリルビンが増えると皮膚や白目が黄色みがかってきます。

大きなダメージの蓄積は肝臓や血液に最初に現れます。

血や肉になる栄養の不足が原因です。肉類、魚貝類、豆製品をしっかり食べましょう。

さらにセリアで栄養バランスアップ。お勧めは次の3つです。

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◇浮腫(むく)みはビタミンB群不足◇◆◇……・━━━…・┿

カラダが浮腫んでいるかどうかをセルフチェックしてみましょう。

靴下を脱ぐ時に足首を確認します。ゴムのあとが残っていたら、浮腫んでいる証拠です。

次に弁慶の泣き所、脛(すね)の一番固いところを、指でグッと押してみて下さい。

浮腫んでいると、指先のカタチがくっきりと凹んだまま残ります。

必ず左右確認して下さいね。片足は平気でも、もう片方は浮腫んでいることもあるからです。

原因は明らかに『ビタミンB群』不足です。エネルギー代謝が不十分になっているのです。

ほとんどの原因が、ジュースやスポーツドリンクなど、甘いものの飲み過ぎです。

それに加え、素麺、冷麦などの炭水化物ばかりを食べていると、ビタミンB群が不足するのです。

浮腫みが出たら、ビタミンB1を豊富に含む豚肉や豆製品をしっかり食べましょう。

玄米や雑穀米にしてみるのも一つの方法です。

◇寝起きがだるい人は◇◆◇……・━━━…・┿

寝起きにだるさが残っていてなかなか動けない人は、起きたら、すぐにコップ一杯の水分補給を心掛けましょう。寝ている間にも、カラダはしっかり汗をかいています。汗は血液中の水分です。

寝起きは血液から水分が失われ、ネバネバドロドロして流れにくくなっています。

血流が良くなれば、カラダも動きやすくなりますね。もちろん、頭の回転も速くなります。

グッタリと重く感じていても、コップ一杯の水が効いて動けるようになるでしょう。

疲れて朝食が食べられない、食欲が湧かない人も、寝起きに水を一杯飲みましょう。

血流の善し悪しは、思いのほかカラダの動きに影響します。寝汗で失われた水分を補えば、

血液の巡りも良くなり、カラダ中のスイッチがONになります。

そして、サラサラ血液になれば活動的になれます。

寝起きに一杯、ぜひお勧めします。もちろん、麦茶でもかまいません。


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寝起きの一杯、大切ですね。

ちょっとした心掛けでカラダが動きやすくなるんですから、やらなきゃね。

私は寝る前にも水を多めに飲むようにしています。寝覚めも良くなる気がします。



★山根氏のつぶやき☆★──────────────────────────────────☆

サーフィン好きの陸上監督から電話が入った時のことだった。「今日の波はどうだ・・・?」

出がけに海岸へ立ち寄って電話を入れたが、言っていることがよく分からなかったと言われてショックだった。何故なら波乗りの専門用語を一つも使わないからだった。

岸から向かって左に割れる波をレギュラー、右をグーフィーと言う。その他、波や風の状態を的確に言い表す言葉が沢山ありなかなか奥が深い。

正しい相互理解には正しい言葉が不可欠である。曖昧な言葉では伝え切れないもどかしさがある。

真のトップアスリートには国境などないように見える。それはどんなシーンでも的確な理解と表現が出来る言葉を持っているからではないだろうか。

以来、言葉って大切なんだなぁと思っている。

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そうですね・・・どんな分野でも、専門用語ってありますよね。

知っているかどうかで理解度も違ってしまいます。

人に説明する時には絶対に必要になってきますね。

自分の専門分野の用語、解っているかなぁ・・・私も急に心配になってきました。(笑)


さぁ、暑い暑いと言っても仕方ないので、この暑い夏を思い切り元気に過ごせるよう、皆さんも色々と工夫をしてみて下さい。とっておきの暑さ対策があったら、教えて下さいね〜。


それでは来週まで、どうかお元気で!


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