今年のセリア通信から(上半期編)【セリア通信 vol.956】

2025年12月23日

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皆さん、お元気ですか。

2025年も残すところ数日となりました。
皆さんにとって、この1年はいかがだったでしょうか?
気持ちよく新年を迎えるためにも、やり残しのないようにしたいですね。

山さんも目標とする月間走行距離を必ず走破して、清々しい気持ちで新しい1年を始めようと心に決めています。
とはいえ残された日数を計算したら…。

1日たりとも手が抜けない状態でちょっと焦っています。

◆◇本日のメニュー◇◆

1 今年のセリア通信から(上半期編)
2 セリアスタッフの舞台裏【補強】
3 陸上雑感【栄光のバックホーム】

ランナーにとって自己管理は必須です。
ではいったいランナーに相応しい生活とは、どういうものなのでしょうか?

今年のセリア通信から(上半期編)

◆持久力を向上させる朝ラン効果◆

皆さんのように、たたかうランナーにとって必須の能力の1つが持久力ですね。
その能力を開発してアドバンテージとするには、次のことが求められます。
  1. カラダ中の毛細血管を発達させて酸素の運搬能力を高める。
  2. 勝負所まで糖質エネルギーを温存し、脂質代謝(脂肪燃焼)エネルギーを優先利用して走れるようになる。
このように脂質代謝が優位となり、持久力に優れたランナーになるためには朝ランが必須なのです。

◆朝ランと生活改善◆

朝ランによってランナーに相応しい生活のリズムが身につくと、体調がとても安定します。
体調が安定すると、新陳代謝が高まり、回復・成長がスムースになるんです。
翌日に疲れを持ち越すことなく元気を回復させることができるので、朝ランを生活の中心に据えると良いでしょう。
  1. 早寝・早起き・朝ラン→朝活ホルモンの分泌が高まる→毛細血管が発達→脂質代謝が高まる
  2. 体内時計がリセットされる→自律神経の働きが整う→体調が良くなる
  3. ホルモンバランスが整う→新陳代謝が高まる→生活リズムが構築される→体調が良くなる

◆生活改善の目安◆

朝ラン中心の生活が身につくと、自律神経の働きやホルモンバランスがおのずと整い、脂質代謝が優先される体質になるばかりか、体調そのものが日に日に良くなるんです。

もし、ランナーに相応しい生活が身についたら、毎朝、時間になったら自然と目が覚めます。
そうなったら、あなたの生活改善は「合格」です!

目覚まし時計や、ご両親に頼らずとも起きられるようになることをぜひ、目指しましょう!

◆貧血や故障の原因「必要エネルギー量不足」◆

貧血や、かくれ貧血(フェリチンの低下)、疲労骨折に苦しんでいるランナーが後を絶ちません。
鉄分やカルシウム不足も、もちろんその一因には違いないのですが、中高生ランナーにみられる貧血の主原因は「栄養失調」だとお伝えしてきました。

カラダをつくる栄養素(構成素)となるタンパク質やミネラル類はもちろん、細胞をつくる際の補酵素となるビタミン類など、必要な栄養が足りない状況の選手がほとんどだからです。
これに加えて、近年深刻化しているのが「必要エネルギー量不足」です。
”基礎代謝量+運動量+成長量”に見合ったエネルギー補給が不十分なため、カラダを切り崩して不足分を補ってしまうのが当たり前の状態となってしまっているのです。

◆カラダを切り崩す糖新生◆

貧血や故障に苦しんでいるランナーの皆さんは、主なエネルギー源となる主食(ごはん・パン・めん類など)の量が不足しています。
それでも走るランナーの皆さんの体内では、つねにカラダを切り崩しながら不足分を補っています。
このようにしてカラダを切り崩してエネルギーを得ることを「糖新生」と呼びます。
つまり、筋肉や血液(赤血球)などの組織を分解し、ブドウ糖に換えてしまっているのです。

主食が不足しているランナーは、この糖新生が常態化してしまっています。
どんなにトレーニングしても、どんなに鉄分やカルシウムを補っていても、筋肉や血液破壊が続いていてはカラダは育ちませんね。
鉄を摂っているのに貧血が改善しないばかりか深刻化してしまったり、疲労骨折が治って走り始めたらまた違う部位の疲労骨折を発症してしまったり、同じようなトラブルを繰り返しているランナーはまず、必要エネルギー量不足を疑ってみましょう。

また、体重増を気にするあまり故障中に主食を控える選手が多いのも実情です。
ただ、筋肉や骨などを十分に育てるためにはエネルギー源となる主食(糖質)の助けも必要なんです。
体重体組成計などを活用しながら上手に糖質を補給するようにしましょう。

【セリア通信上半期編まとめ】

::: セリアスタッフの舞台裏【補強】 :::

先週は高校生と一緒に練習する機会がありました。
走る練習は一緒にできるのですが、問題は補強です。
それらを軽々とこなす高校生の横で、私はヒーヒー言っていました。
翌日からは、数日間にも及ぶ全身筋肉痛に襲われたのでした…。

実は数年ほど前から、走力の落ち込みを感じていました。
そこで2年前から走行距離を、それまでの月間200㎞から300㎞に伸ばしたのですが、走力は一向に戻ってきません。
先日走ったハーフマラソンも、自己ベストから6分遅れでした。

「もっと走らないといけないのかな?」

そう思っていましたが、高校生と一緒に練習をすることで、どうやら補強不足にも問題があるのでは?と思うようになりました。
来年は補強を頑張ってみよう!
(山内)

::: 陸上雑感【栄光のバックホーム】 :::

元阪神タイガースの横田慎太郎選手をご存じですか?
野球の名門鹿児島実業高校からドラフト指名で阪神に入団。
将来の活躍を期待されていたが入団数年後に脳腫瘍と診断され開頭手術を受け、療養生活を経て現役復帰を試みるも後遺症のため野球を断念。
その後、自身の経験を伝える講演活動を行っていたが、転移した脳腫瘍のために2023年、28歳で早逝。

その高校時代からの活躍と、病を患ってからの壮絶な人生が映画となって今年11月に全国で公開された。
それが「栄光のバックホーム」だ。

機会があったらぜひ、観てほしい。
スポーツに携わる人ならきっと感じるものがあるはずだから。

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山さんからご報告です。
「千葉県立国分高校野球部」が来年の選抜高校野球の21世紀枠に千葉県高野連から推薦されましたが、最終候補の9校には選ばれませんでした。
それでも可能性がゼロではないことを後輩たちが教えてくれたことが嬉しくて仕方ありません。
きっといつかと信じて応援するのみです!

では、また来週。


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