長距離ランナーの故障対策と実践 【セリア通信 vol.977】

2026年5月19日

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皆さん、お元気ですか?

高校総体という大舞台を目指す戦いが続いています。
一瞬にすべてをかける短距離選手が、競技中に突然の肉離れに見舞われる光景は、見る者の胸を締め付けます。
しかし、これは決して短距離選手だけの問題ではありませんね。
このアクシデントを「他山の石*」として、私たち長距離ランナーもフォームやトレーニング、そして栄養マネジメントを見直す重要な契機にしていきたいものです。

*他山の石:他人の誤った言動や失敗も、自分の行いを改めたり成長させたりするための参考になるという意味の故事成語

◆◇本日のメニュー◇◆

1 長距離ランナーの故障対策と実践
2 セリアスタッフの舞台裏【県高校総体が終わって】
3 陸上雑感【千葉総体、男女の若きスプリンターたちへ】

今週は、長距離ランナーのカラダを守り、パフォーマンスを最大化するためのトータルコンディショニングとなるお話です。

長距離ランナーの故障対策と実践

◆異なる形の過酷な負荷とは・・・◆

高校総体の都道府県予選でしばしば目にする短距離選手のアクシデント。あの激しい肉離れは、「一瞬の爆発的なパワーに対して、筋肉の柔軟性やミネラルバランスが追いつかなかったことが引き金となります。
一方で、長距離ランナーはスプリンターほど一瞬の爆発力は使いませんが、「数万回に及び着地衝撃の繰り返し」という、 異なる形の過酷な負荷をカラダにかけ続けています。この蓄積され続けた微細なダメージや栄養不足は、やがて肉離れ、疲労骨折、アキレス腱炎といった深刻な故障へと繋がっていきます。

夏本番に向けてトレーニング強度や走行距離が変わる今こそ、あなたのランニングを見直してみましょう。

◆フォームとトレーニングを見直そう1◆

オーバーストライドが招く肉離れとアキレス腱炎
前へと急ぐあまり、足の着地位置が重心よりも前に出ていませんか?
カラダより前での着地はブレーキになり、太ももの裏(ハムストリングス)やふくらはぎ、アキレス腱へダイレクトに強い衝撃を与え、肉離れや腱炎の原因になります。 骨盤を正しい位置に保ち、左右のバランスを意識しながら重心の真下で接地するフォームを常に心がけましょう。

◆フォームとトレーニングを見直そう2◆

路面からの衝撃と「疲労骨折」
距離を踏むロード走やLSD(Long Slow Distance)は持久力や脂質代謝を高めるために不可欠ですが、アスファルトからの着地衝撃が同じ部位に繰り返し加わると、骨の修復が追いつかず疲労骨折を招きます。 トレーニングの土台作りとして、下肢が引き伸ばされる負荷に耐えるための補強運動(フロントランジなど、筋肉が伸ばされる際にパワーを発揮するようなトレーニング)を地道に取り入れることが、筋肉はもちろん、骨や腱をも守ります。

山さんのオススメ(フロントランジ)
山さんは、1日~2日おきにフロントランジトレーニングを行なっています。これをやるようになってから、肉離れやアキレス腱炎はもちろん、シンスプリントや疲労骨折など、走れなくなるようなアクシデントはほとんどありません。 特に意識しているのは、姿勢と力の入れ方です。下肢の筋肉が引き伸ばされながらパワーを発揮させることに意識を集中して行なっています。ぜひ、イラストを参考にして皆さんも取り入れてみてください。



◆フロントランジについて◆

改めてフロントランジについて解説します。
このトレーニングの目的は、筋肉が引き伸ばされる「ブレーキ」の力を鍛え、走り込み後半の肉離れや、距離走での膝周辺のトラブルを防ぐことです。

イラストを参考に、次の手順で行いましょう。
  1. 着地は、ゆっくり!(「ドン」と着かず、やわらかく着地する:関節への衝撃を減らす)
  2. 3~4秒かけて沈む!(「1、2、3、4」とカウントしながら下がる:エキセントリックな負荷を高めるため)
  3. 上半身を少し前に!(「お辞儀するイメージでわずかに傾ける:ハムストリングスとお尻に効く)
  4. かかとに重心を!(前脚のかかとでカラダを支え、地面を押す:太ももの前ばかりをつかわないため)

◆強化すべき栄養◆

短距離の肉離れも、長距離の筋肉トラブルや疲労骨折も、根底にある原因のひとつが「体内のミネラルバランスの崩れ」です。

筋肉の弛緩(しかん:ゆるむこと)をつかさどるマグネシウム・カリウム不足
筋肉は「収縮」と「弛緩」を繰り返して動きます。カルシウムが収縮を促すのに対し、マグネシウムやカリウムは筋肉をスムーズに緩める役割を担っています。 これらが汗と共に流れ出てしまうと、筋肉は異常にこわばり、弾力性を失います。その硬くなった状態で引っ張られることで、肉離れや急なけいれん(足攣り)が引き起こされるのです。

骨の代謝を支えるカルシウム・マグネシウム不足
骨はつねに古い組織を壊し、新しい組織に作り替える「代謝」を繰り返しています。大量の発汗によってカルシウムやマグネシウムが失われると、骨の強度が低下し、ランニングの衝撃に耐えきれず疲労骨折のリスクが跳ね上がります。

食事栄養バランスの悪化
インスタント食品やスナック菓子、清涼飲料水などを多用していると、これらの栄養素がどんどん失われてしまいます。偏食がちで、緑黄色野菜や海藻類などを食べないでいると、そもそも不足しやすいのがカルシウム・マグネシウム・カリウムです。

◆セリアを上手に利用しよう◆

食事だけで大量の発汗に伴うミネラルの損失を補うのは、現代の食環境では非常に困難です。そこで、安全・安心なサプリメント「セリア」を日々のルーティーンに賢く組み込み、故障を未然に防ぐ「先回り」のケアを確立しましょう。

毎朝・毎晩の摂取で栄養バランスをベースアップ
ミネラルやビタミンは、体内に貯めておくのが難しい栄養です。一度にたくさん飲むのではなく、朝食後や夕食後、就寝前などの生活のリズムに合わせてコツコツ補給するのが効果的です。 これにより日中の練習時や試合時の脱水やミネラル枯渇を予防し、就寝後の筋繊維・骨組織の修復をスムーズにサポートします。

練習前後の利用でリカバリーを加速
特に発汗量の増えるこれからの季節や、長い距離を走る前には、あらかじめセリアでカラダのミネラル濃度を高めておきます。 これにより、走っている最中の筋肉のこわばりを防ぎ、しなやかな動きを維持できます。また、練習後速やかに補給することで、翌日の疲労や張りを残さないコンディショニングが可能になります。

【肉離れや故障予防にオススメのセリア】

セリアCa 牛乳由来のミルクカルシウムが主成分。マグネシウムなどのミネラルバランスにも配慮。
セリアリベロ コラーゲンが主成分。組織の修復に欠かせない栄養をバランスよく配合。
セリアC コラーゲンの体内合成を助ける重要な栄養ビタミンCが主成分。

::: セリアスタッフの舞台裏【県高校総体が終わって】 :::

先週の水曜日から土曜日まで、4日間連続で千葉県高校総体に伺いました。

セリアユーザー選手たちの活躍を見ることができたり、さまざまな方々とお会いできたりと、とても有意義な4日間となりました。

そして一夜明けた日曜日。普段は早起きな私ですが、その日はまったく起きることができませんでした。どうやら、かなり疲労が溜まっていたようです。

私ですらそうなのですから、4日間連続で朝早くから夕方まで役員として運営に携わっていた高校の先生方や、応援をしていた高校生の皆さんは、もっと疲れていたに違いありません。
本当にお疲れ様でした。

他都県で大会があった皆さんも、週末はお疲れさまでした。
これから本格的な暑さがやってくるようですので、より一層体調管理に気をつけてお過ごしください。
(山内)

::: 陸上雑感【千葉総体、男女の若きスプリンターたちへ】 :::

一瞬の静寂から爆発する、魂の10秒間。
日本選手権にも匹敵する衝撃的なタイム、そしてお互いの限界をこじ開けるように競り合った好敵手たちの姿は、高校生という枠を遥かに超えていました。

スタンドの誰もが息を呑むように、その疾走に目を奪われたあの瞬間。
これほどまでに人を惹きつけ、心振るわせる至高のレースを作り上げた彼ら彼女らの、果てしない努力と情熱に心からの敬意を捧げます。

千葉から未来へ羽ばたく若き新星たち、感動をありがとう!

* * * * * * * * * * * * * * * *

こちら外房は朝晩は結構冷え込みます。
だから一枚羽織って走り出すのですが、朝日を浴びるとやっぱり暑い!
Tシャツ一枚で家を出る日も近いようです。

では、また来週。


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