2026年5月12日
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皆さん、お元気ですか?
初夏の爽やかな風が吹き抜ける季節となりました。
現在、各地では高校総体(インターハイ)の都道府県大会真っ只中ですね。
日々の練習の成果をぶつける選手たちの熱気に、私たちも背中が伸びる思いです。
また、来週には関東インカレの開催も控えており、いよいよトラックシーズンも本格的な盛り上がりを見せています。
目標に向かって突き進む皆さんが、最高のパフォーマンスを発揮できることを心より応援しています。
◆◇本日のメニュー◇◆
1 記録を狙う君へ。知っておきたい「ストレスと体調」の意外な関係
2 セリアスタッフの舞台裏【田植え体験】
3 陸上雑感【今問われる競技場での品格】
「もっと速くなりたい」「結果を出さなきゃ・・・」
そう強く願う競技ランナーほど、実は目に見えない「ストレス」というライバルと戦っています。
中高生のカラダとココロは大人よりもずっと敏感。だからこそ、ストレスの影響がダイレクトに走りに現れるのです。
「なぜか、本番に弱い・・・」と悩んでいるあなたは、必見です!
記録を狙う君へ。知っておきたい「ストレスと体調」の意外な関係
◆①なぜ中高生ランナーはストレスに弱いの?◆
それは、中高生の「脳」は、まだまだ発達途上にあるからです。その年頃にはまず、「感情」を司る部分が先に発達し、「冷静にコントロールする」部分がまだ成長の途中にあるんです。そのため、大人なら受け流せるようなプレッシャーも、中高生たちのココロには数倍の鋭さで刺さってしまうものなのです。
山さんも大学受験より、高校受験のほうがプレッシャーを強く感じていました。もし、受験に失敗したらと思うと「生きた心地がしなかった」くらいしんどかったです。
◆②ストレスが引き起こす「走りの不調」◆
ストレスは単なる「気持ちの問題」ではなく、自律神経を乱してカラダに直接ブレーキをかけてしまいます。心に余裕がなくなると、以下のような症状として現れることがあります。- 粘りがきかなくなる:自律神経のバランスが崩れると、呼吸や心拍の調整がうまくいかなくなります。その結果、レース後半の苦しい場面で踏ん張りがきかなくなったり、急にカラダが動かなくなったりすることがあります。
- 熱中症のリスクが高まる:強いストレス状態では、カラダの体温調節機能が低下します。これからの暑い季節、普段なら平気な練習強度でも、思いがけず熱中症にかかりやすくなるため注意が必要です。
- 頭痛や吐き気などのサイン:「練習に行きたくないわけはないのに、頭が重い、吐き気がする・・・」。これはカラダからのSOSです。内臓の働きが鈍くなることで、食事が喉を通らなくなり、結果としてエネルギー不足を招く悪循環に陥ることもあります。
- 筋肉の硬直とケガ:プレッシャーでカラダが力むと、フォームがバラバラになり、特定の部位に負担がかかります。呼吸が浅くなり、集中力も散漫になりやすいため、思わぬ不調やケガのリスクが増大します。
◆③今日からできる!ストレス対策(栄養編)◆
○青魚のチカラを活用:血液のスムーズな流れをサポートし、毎日のコンディションを整えるEPA(エイコサペンタエン酸)は、競技ランナーにとって心強い味方です。 セリアサプライズなどを活用して、常にベストな状態をキープしましょう。
○内臓の休息をサポート:激しい運動やストレスで食欲が落ちたり、内臓が疲れを感じたりした時は、いたわることが大切です。 セリアロブを取り入れるなど、内側からのケアを習慣化することで、翌日への活力につなげましょう。
◆④大人の皆様へ:アスリートを支える「心の安全地帯に」◆
結果を求める競技の世界にいるからこそ、家庭や指導の現場では「結果に依存しない評価」が不可欠です。なかでもご家族やご家庭ならではの「心の安らぎ」「安心感」を与えられるように次のようなことに注意してみてください。
- 「頑張れ」を少しお休みしてみる:中高生の競技ランナーは、大人が思う以上に自分を追い込み、すでに精一杯頑張っています。そんな彼らにとって、追い打ちをかける「頑張れ」は、時に重荷になってしまうこともあります。
- 「認める」言葉を届ける:今、彼らが求めているのは、さらなる激励よりも「今の頑張りを認めてもらうこと」かもしれません。「よく走っているね」「朝早くからえらいね」と、日々の行動そのものを肯定する言葉をかけてあげてください。 自分の努力を一番近くの大人に認められているという実感が、結果として「粘れる心」を育みます。
- 「結果」よりプロセスを語る:「何位だったか」よりも「あの時どう判断して走ったか」といった過程に注目して声をかけてあげてください。
- 沈黙を許容する:ストレスを感じている時、子供は言葉にできない葛藤を抱えています。無理に聞き出そうとせず、「いつでも味方である」という空気感で見守ることが、彼らの最大の安心感につながります。
中高生ランナーの繊細なココロとカラダは、正しくケアすれば爆発的なエネルギーに変わります。今大会も、そしてこれからの競技生活も、心身ともに健やかに駆け抜けられるようサポートしていきましょう。
セリア通信では、これからもジュニアアスリートの健康と挑戦を応援してまいります。
大会会場で見かけた際は、ぜひお気軽にお声がけください!
::: セリアスタッフの舞台裏【田植え体験】 :::
週末は家族で田植え体験をしてきました。田んぼの中は泥だらけで足場も不安定。その中で踏ん張りながら苗を植えてきました。
子供たちは最初、気持ち悪がって田んぼに入ろうとしなかったのですが、一度入ってしまうと楽しくなったようで、ドロドロになりながら田植えをしていました。
慣れない作業だったせいか、翌朝は眠くて二度寝。普段は早起きの子どもたちも、なかなか起きてきませんでした。お米作りの大変さを実感しました。
もちろん実際には、手で苗を植えるのではなく機械を使うのでしょう。それでも、「米農家をやりたいか」と聞かれると、正直そこまで簡単にできる仕事ではないと感じます。
だからこそ、今回の経験を通して、農家の皆さんへの感謝の気持ちがより強くなりました。
これからも、お米をありがたくいただきたいと思います。
(山内)
::: 陸上雑感【今問われる競技場での品格】 :::
今、競技場では盗撮被害から選手を守るために、応援エリアの制限が厳しくなっています。本来、誰もが自由にエールを送れる場であるべき競技場が、こうしたルールを設けざるを得ない現状を、私たちは重く受け止めねばなりません。
また、地域クラブ化などの環境が変化する中で、スタンドのマナーを危惧する声も増えています。大人のルール違反や、周囲への配慮の欠けた振る舞いは、純粋に勝利を目指して駆け抜ける選手たちの視界を曇らせているのではないでしょうか。
競技場は、選手が自分を信じて全力を尽くす「聖域」です。その神聖な場所を守れるのは、私たち大人の良識ある振る舞いだけです。「頑張れ」という声援以上に、彼らの力になるもの。 それは、ルールが守られ、互いに敬意が払われた、清々しい競技場の空気です。
子供たちが一点の不安もなく、ゴールだけをみて駆け抜けられるように。私たち大人が「競技場の品格」という最高の舞台を整えてあげようではありませんか。
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山さん、連休中は走り込みました!
その疲れを癒そうと「初ガツオ」をいただきましたら、何だかとっても元気になりました。
皆さんもぜひ、「勝浦のカツオ」を食べてみてください。
では、また来週。
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