ランナーの暑熱対策(食事編)【セリア通信vol.985】

2026年7月14日

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皆さん、お元気ですか?

保護者の皆さん、毎日のお弁当作り、本当にお疲れ様です。

ここ数年、スポーツ選手だけでなく、現場の最前線で活躍される職人の皆さんの間でも熱中症対策が盛んに進められていますね。 毎日の体調や体温、睡眠時間などをきちんと記録していたり、キンキンに冷やした飲料が各種用意されていたり、空冷式のウエアを着用したり、暑熱下での作業を安全に進めるための様々な工夫がなされていて、私たちにとってもとても参考になります。

ところで最近、建設現場などでは「塩バナナ」が用意されているのをご存知でしょうか?
この組み合わせの由来を調べてみると、じつはあるトレイルランニングの大会現場で、医師が仕掛けた「苦肉の策」にあったというのです。

過酷な山道を駆け巡るレースのエイドステーションには、以前からエネルギー補給用の「バナナ」とミネラル補給用の「塩」が用意されていましたが、極限状態の中で先を急ぐランナーたちは、いずれか片方しか手に取らなかったというのです。 そこで「両方いっぺんに摂れるように・・・」との配慮から、バナナにパッと塩を振りかけて手渡したら、熱中症はもちろん、足がつって動けなくなる選手も激減したというのです。

一見ミスマッチにも思える組み合わせですが、大会の安全運営という切実な必要性から生まれたというのも面白いですね。さらにスポーツ医学の理にかなっていたために効果が得られたことが、あっという間に広がった理由のようなのです。 そこで今回のセリア通信では、このような「夏におすすめの食材」についてご紹介します。

◆◇本日のメニュー◇◆

1 ランナーの暑熱対策(食事編)
2 セリアスタッフの舞台裏【自分から働きかける】
3 陸上雑感【千葉県佐倉市・岩名運動公園クロスカントリーコース】

夏本番。激しいトレーニングを行う中高生にとって、大量の汗で失われる「水分」と「ミネラル(特にナトリウムとカリウム)」の補給は死活問題です。しかし、暑さで胃腸がバテてしまうと食事そのものの吸収力も落ちてしまいます。 そこで、今週は自然のチカラで火照りを冷まし、水分や塩分がいっぺんに補給できる食のアイディアをご紹介します。

ランナーの暑熱対策(食事編)

◆①スイカ × 粗塩◆

夏の代名詞とも言える「スイカ」は、天然のスポーツドリンクそのものです。水分が豊富なだけでなく、血管を拡張して血流を良くする「シトルリン」が含まれていて、疲労回復を早めます。 キンキンに冷やしたスイカに「粗塩」を振ることで、スイカ本来の高カリウムにナトリウムが加わり、最高効率の脱水対策になります。練習後の乾いたカラダに、まずは一切れのスイカと粗塩で、体内の火照りをスッと冷ましましょう。

◆②枝豆 × 粗塩◆

夏に美味しい枝豆や豆腐などの大豆製品は、野菜類トップクラスの「高カリウム食材」です。 中高生ランナーにとって最大のメリットは、熱中症を防ぎながら、同時に筋肉の材料となる「植物性タンパク質」と、骨や筋肉のトラブルを防ぐ「マグネシウム」をしっかり補給できる点にあります。 冷奴にする場合は、ネギ・ショウガ・ミョウガなどの薬味や鰹節、さらに刻み海苔などを振りかけて粗塩を振ってください。ミネラルバランスの優れた一品が出来上がります。

◆③トマト × 塩昆布◆

強い紫外線の中で走る選手たちの体内では、想像以上に活性酸素が発生し、それ疲労感へとつながります。トマトの赤い色素「リコピン」は、活性酸素の働きを防ぐ力があります。 ざく切りにしたトマトに塩昆布を和えるだけで、トマトのクエン酸と旨味成分のグルタミン酸、そして昆布の旨味成分と塩分が相まって、食が進む一品になります。

◆④山芋(長芋) × 梅干しの和え物◆

「夏になると食欲が落ちて、ご飯が進まない」という選手にオススメの一品です。長芋は、バナナやスイカをはるかにしのぐ超高カリウム食材だからです。 さらに、デンプンを分解する消化酵素が豊富に含まれているため、夏バテしたランナーの胃腸の消化吸収を力強く助けてくれます。 ここに、クエン酸のかたまりである「梅干し」を和えれば、酸味が唾液と胃液の分泌を促し、夕食をしっかり食べ切れるカラダに整えてくれます。

◆⑤キュウリ × 粗塩(塩昆布)◆

「水分補給」と「カラダの火照りを冷ます」という意味で、これほど手軽で優秀な夏野菜はありません。キュウリの95%は水分でできており、まさに「食べる水分補給」です。 また、豊富な水分の中にカリウムもしっかり含まれているので、発汗で乾いたカラダに染み渡るようにミネラルが吸収されます。 また、パリパリとした食感は、暑さで落ちてしまった咀嚼(そしゃく)回数を自然に増やすので、胃腸の働きを活発化させてくれるというメリットもあるんです。

乱切りにしたキュウリに粗塩や塩昆布を揉み込むだけで、最高の熱中症対策料理になります。さらに輪切りにしたきゅうりと茹でタコを市販の「もずく酢」と和えれば、お酢のクエン酸効果も加わり、運動後の疲労回復を高める簡単メニューが完成します。

◆なぜ「粗塩」や「梅干し」なのか?◆

私たちが汗をかいたとき、皮膚から失われるのは塩分(ナトリウム)だけではありません。カリウム、マグネシウム、カルシウムといった多くの微量ミネラルが一緒に流れ出ています。これが不足すると、筋肉の痙攣(足のつり)や、集中力の低下を引き起こします。

精製された食塩ではなく、海のミネラルがそのまま残った「粗塩」や、日本の伝統的な知恵が詰まった食品「梅干し」を使う理由は、汗で抜けたすべてのミネラルをバランスよく補うことができるからです。

「冷ます・補う・整える」を意識した夏の食習慣を取り入れて、過酷な夏を元気に乗り越えて、秋のシーズンに向けた強い土台を作っていきましょう!

◆夏こそセリアロブ◆

「ランシャツがびしょ濡れになったら、いよいよセリアロブの出番です」
発汗で失われるミネラル類をバランスよく補給するために「沖縄海水塩」を配合しました。
さらに、内臓や筋肉の疲労回復に必要なペプチドを数種類強化しました。
疲れが気になる方の栄養バランスアップにオススメします!

【セリアロブはこちらから】

::: セリアスタッフの舞台裏【自分から働きかける】 :::

とあるクラブチームの練習に行くと、毎回必ず挨拶しに来てくれる選手がいます。
最初は何とも思わなかったのですが、それが毎回続くと自然と顔を覚えますし、今では練習訪問をする際に真っ先に注目する選手になりました。

先日訪問した際には、お母さまもいらっしゃったので、
「○○君のお母さまですか?」
とお声がけし、いろいろなお話をさせていただくこともできました。
これらはすべて、彼が最初に挨拶をしてくれたことから始まったご縁です。

自分から働きかける。
たったそれだけのことですが、人とのつながりを生み、自分をしってもらう大きなきっかけになります。
ぜひ、自分から挨拶する、声をかけることを大切にしてみてください。きっと皆さんが思っている以上に、大きな力になります。
(山内)

::: 陸上雑感【千葉県佐倉市・岩名運動公園クロスカントリーコース】 :::

名将・小出義雄監督のもと、高橋尚子選手や有森裕子選手が世界を制する脚をつくったランナーの聖地です。陸上競技場を取り囲むコースには平坦な直線がほぼなく、容赦のないアップダウンが連続します。 特に心肺が追い込まれたタイミングで現れる急坂は、ランナーの精神力と脚力、そして心肺機能を限界まで試す勝負どころです。

路面にはウッドチップが敷き詰められており、怪我のリスクを減らした中での走り込みが可能です。不整地ならではの柔らかさが体感を刺激し、ブレないフォームと力強い推進力を自然と養ってくれます。

併設された競技場には金メダリストゆかりの品が展示されており、モチベーションを高めてくれます。さらに、周辺の「金メダルジョギングロード」とも直結しており、クロカンと距離走を組み合わせた練習も可能です。

「ここで走れば、強くなれる」そう信じて訪れる高校生チームは後を絶ちません。
ちなみに、コースのほとんどが日陰で、暑い夏でも比較的安心して走ることができるのも特長です。
皆さんもこの夏、岩名の坂に挑戦してみませんか?

お問い合わせはこちらへ
岩名運動公園

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夏風邪が流行っているようです。
合宿前に感染しないように注意しましょう。
歯磨き・うがい・手洗いの徹底をお願いします。

では、また来週。


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