カラダを仕上げる食事法#2【セリア通信vol.763】

2022年4月12日

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皆さん、お元気ですか。
 
”レース初戦でアキレス腱を傷めました”
 
そんなご連絡を頂きました。
高3最後の総体を控えた今だから、
山さんはとても心を痛めております。

彼が着用していたのは
話題の最新スパイクだったようです。
カラダを前へと押し出す力が強くなるように設計されているようですね。
そのぶんだけ脚への負荷も大きくなっているはずです。

あらゆるスポーツに共通することですが、
上級者用の道具を無理なく使いこなすには
それに見合った知識と技術、そして体力が必要です。

しっかり使いこなせるかどうかをカラダと相談しながら見極める必要があるでしょう。
いきなりではなく、十分に試用を繰り返すなどして
カラダにフィットさせて使って下さいね。

良かったらもう一度、
アキレス腱や下肢の故障にご注意ください!【セリア通信Vol.760】
をお読みください。

◆◇本日のメニュー◇◆

1 カラダを仕上げる食事法#2
2 セリアスタッフの舞台裏【お弁当づくり】
3 陸上雑感【食事メニュー調整2】

強くなるためにはもちろん、
レースで勝ち上がっていくためには
”苦しい場面で粘りきれる気力・体力が必要”です。
”ある食事法”を身に付けることが出来れば、
その力を養うことも可能なんです!

カラダを仕上げる食事法#2


◆粘り強さとは◆

”粘り強さ”とは、
いったい何のことでしょうか?
それはたとえどんな状況になっても
きちんと”走りきれる力”のことではないでしょうか?
いわゆる粘り強い選手は困難な場面におちいっても
あきらめることなく走り通せる選手ですね。
そんな選手は、何が違うのでしょうか?

◆体調を制御する仕組み◆

私たちのカラダには
いつ、どんな状況下でも健康を保ち、
十分な活動が出来るように”各器官を制御する仕組み”が備わっています。
それを担っているのが自律神経です。

言い換えれば自律神経は
心臓や血管、呼吸や体温、消化吸収などの 
ヒトが生きていくためには欠かせない機能を最適な状態に調節します。
ですから苦しい場面を乗り切れるか否かを左右する
大事な働きを担っているのも
自律神経なんです。
      
◆苦しい場面で活躍する自律神経◆

想像してみて下さい。

レースがいよいよ動きだし、
ペースが一気に上がったとします。
自律神経が活発に働くのはまさに、そのときです。
心臓や血管、肺、汗腺などを調節して
カラダが対応可能な状態へと
いち早く導いてくれるのです。

粘り強い選手は、
この自律神経の働きがとてもスムースです。
そのおかげで心身が苦しい場面ですら
難なく乗り切ることが出来るのです。
 
◆自律神経の働きが鈍いと・・・◆

ところが自律神経の働きが鈍っていると
状況の変化にカラダの各器官が対応しません。
そのためにカラダの各所が酸欠が起こります。
さらには体内では二酸化炭素や活性酸素が増加し、
エネルギー不足や体温の急上昇・急低下などの異常も発生し、
あっというまに体調が制御できなくなってしまうのです。
 
皆さんも箱根駅伝で見かけたことはありませんか?
思わぬ熱中症や低体温症に苦しむ姿や、
激しい腹痛や嘔吐にゆがむ顔を。
彼らはきっと何らかの理由から
自律神経の働きが鈍くなり
制御不能となっていた。
それが主原因です。

※ 箱根駅伝でアクシデントに見舞われてしまった選手の
  自律神経が鈍ってしまった原因として考えられるのは:

 ①激しい緊張やストレス
 ②緊張やストレスによる消化器官の働きの低下(消化不良)
 ③消化不良による脱水・エネルギー切れ
 ④抵抗体力の低下による風邪やインフルエンザなどの発症ほか

 上記の①~④はいずれも自律神経の働きを低下させるばかりか、
 お互いに作用しあって体調をさらに悪化させることがあります。
 
◆自律神経の働きを活発にするには◆

このように苦しい場面を乗り切れるカラダにするには
”自律神経の働きを活発に保つこと”が必要です。
そのために欠かせないのが”規則正しい生活のリズムを保つこと”です。

私たちの日常活動の3つの柱、
毎日の食事・睡眠・運動の時間を一定にする』こと。 
それが”自律神経の働きを活発し、研ぎ澄ます方法”です。

このうち皆さんに管理がゆだねられているのが食事と睡眠ですね。
この時間を一定に保ち、さらに質を高めるように工夫すれば、
苦しい場面や勝負所で粘り強く走り抜くことができる
ココロとカラダが出来上がるのです

規則正しい食生活が身に付いたら、
きっとあなたの生活が一変するでしょう。
そんな変化があらわれるまでコツコツと続けましょう。

自律神経の働きが活発になり、
粘り強いカラダになったら現れる変化は次の通りです。
 
①目覚まし時計をセットしなくても時間になると起きられるようになった
②お腹の調子が良くなった
③日中眠くならなくなった
④食べてはいけないもの(菓子パン・ジュース・ジャンクフード)が欲しくならない
⑤暑さや寒さに強くなった
⑥風邪をひかなくなった
⑦気持ちが前向きになった
⑧貧血が改善され、故障もしなくなった
⑨集中力がついた(練習、学習、生活など)
⑩気持ちが充実してきた
 etc.

このように自律神経の働きが活発になると良いこと尽くめなんです。
そのカギとなる食事と睡眠の質の向上に努めましょう。
きっと粘り強くて、しかも勝負強い
カラダが手に入ります。

::: セリアスタッフの舞台裏【お弁当づくり】 :::

日課のお弁当づくり。
現職に就いてから今年で5年目になります。

はじめこそ早朝の準備がたいへんでしたが
習慣になればなんてことありません。

頑張りすぎないをモットーに
手間をかけずに栄養が充実することを目指しています。

こちらは昨日のお弁当。
アスリート弁当っぽいと思うのですがいかがでしょうか?
豚肉、サケ、玉子、ブロッコリーと
タンパク質の食材を多く使ったのがポイントです。

お弁当

献立
鮭とキノコの炊き込みごはん
ポークジンジャー
味玉、カボチャ煮
ブロッコリー、ミニトマト

ビタミンCが不足していたので
セリアCを1粒プラスしました!

不足しがちな栄養素を補うのが
栄養補助食品であるセリアの役目です。
皆さまもぜひ、ご活用ください。
(山内)


::: 陸上雑感【食事メニュー調整2】 :::

ランナーは胃もたれにとても敏感です。
胃もたれを引きずると、
走りに影響するからです。
だから脂肪の多い肉団子や
メンチカツをなどは敬遠しがち。
付け合わせのスパゲティや焼きそばにも眉をしかめます。
「ごはん+めん類+油脂」の組み合せは
胃に滞留し、
胃もたれを起こすからです。
ふつうの高校生なら大好物のおかずでも
ランナーには重たいと思われるものが案外、多いようです。
そんなお話を管理栄養士さんにする機会がありました。
このお話は保護者の皆さんにも参考になるでしょう。
午後の本練習は彼らにとって勝負のときなのです。
そんなことも理解してあげて欲しい。
どうぞよろしくお願いします。
 (山根)
 
* * * * * * * * * * * * * * * *
 
連日、学校訪問が続いています。
まだまだ厳しい状況が続いていますが、
お声をかけて頂けるのは本当に有り難いことです。
事情が許せば、皆さんのもとへも伺いたいと思っています。

では、また来週。


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